隣からいただいたザクロ。実をしぼって150CCぐらいジュースを採った。酸っぱかったけれどすっきりした飲み心地だった。
日本シリーズ第3戦
10月30日(火)札幌ドーム
日本ハム7-3巨人
虎子「さすがハム。普段の野球ができたわね。」
公男「スコアでは楽勝だけど、最後までハラハラドキドキ。
8回、増井が無死満塁にしたときは、血圧が上がった。でも、一矢を報いた。」
虎子「ずいぶん悪態をついていたけど、これで収まったでしょう。」
公男「少しね。でも、陽、中田の死球への怒りはまだ続いている。」
虎子「分からないでもないけど、血圧によくないわよ。」
虎子「ハムさん、やっぱり稲葉ね。連敗してもくじけない。」
公男「弟分がやられて、その分燃えてくれたんでしょう。小谷野も続いた。」
虎子「ベテランが頼もしいわね。」
公男「5チャンネルの解説にダルビッシュが出たのもよかった。一回り大きくなった感じ。」
虎子「いろいろ楽しめてよかったわね。おめでとう。」
公男「やっぱり、虎子さんは勝利の女神だ。ありがとう。」
日本シリーズ第4戦
10月31日(水)札幌ドーム
日本ハム1-0巨人
(延長12回 4時間16分 飯山選手のサヨナラ2塁打で決着)
公男「まさか、こういう形でケリがつくとはね。」
虎子「ハムって本当に粘り強いわね。」
公男「最後に決めた選手が、稲葉でも中田でもなく、控えの飯山裕志というところがすごい。
この選手、普段は打てないのに、こんな大舞台で打てるなんてまさに感動的。」
虎子「これで、対戦成績は2-2のタイ。明日勝った方が王手をかけるわけね。」
公男「両軍とも、死力を尽くして戦っている。すばらしいシリーズとなった。」
伏兵、心の叫び届いた(11/1 日経スポーツ欄 影井記者の記事 抜粋)
互いにスコアボードに0を重ねてたどり着いた延長12回、総力戦に決着をつけたのは9回の守備から出場した伏兵、飯山だった。
先頭の小谷野が右前打で出塁。相手のバント処理ミスもあり、一死1・2塁で打席が回ってきた。巨人の5番手・西村の2球目を振り抜くと打球は左中間へ。「(外野手に)取られる前に、早く落ちろ」という心の叫びが届いたか、サヨナラ2塁打に。「まさか自分が」と驚きながら、ベンチから飛び出た仲間にもみくちゃにされた。
飯山の次打者は陽岱鋼。「岱鋼の方がヒットの確立は高い。バントもあるかな」と頭によぎったが、ベンチのサインは「打て」だった。「自分に勝負させてくれると。あれで気持ちが決まったが、熱くならず、冷静に冷静にと言い聞かせた」
シーズン中の打率は2割に満たず、守備の人のイメージが強い15年目の33歳。「バットの芯のちょっと先だったが手応えはあった。僕がバットで活躍とは、期待を裏切ってしまった」とはにかんだ笑顔を浮かべた。
日本シリーズ第5戦
11月 1日(木)札幌ドーム
日本ハム2-10巨人
公男「今日は、最低の試合をやってしまった」
虎子「吉川が誤算ということ?それとも審判の誤審?」
公男「要するに恥ずかしい試合だった。栗山監督は冷静になって大反省をしてる筈」
虎子「まだ終わったわけじゃあないわよ。武田勝、ウルフと残っているじゃない」
公男「そうだね」
虎子「元気出して!」
ハム 溶けたエース(朝日新聞スポーツ欄 小俣勇貴記者)
(前略)雪辱戦だった。今季はクライマックスシリーズを含め8勝2敗と得意な札幌ドームに場所を移したが、第1戦で敗戦投手となって今季初の中4日では調子は戻らなかった。3回には連打を浴びて失点を重ねる。
エドガーに左中間二塁打を浴び、5点目を失ったところでベンチが動いた。
「すみません」。吉川は吉井コーチにそう言い残してマウンドを降りた。うつむきながら何度も首をかしげるエースの背中が小さく見えた。
「多田野の危険球退場」について
多田野自身が語った「騙すほうも騙す方なら、騙される方も騙される方」につきる。
加藤選手の一生懸命さも分からないでもないが、方法が間違っている。いくらタイムリーを打ってもせこい小芝居のあとでは褒められない。巨人軍も内心しかめっ面ではないのか。