8 連敗のロッテのどこにこんな力が残っていたのだろうか?
ロッテのエース涌井投手は 9 回、しぶとい楽天につかまり 3 ー 3 の同点にされた。
楽天梨田監督は、“しめしめ、これからお得意の逆転劇だ”と思っていただろう。そして、森原投手を出してきた。“ワン、ツー、スリーでぴしっと抑えてくれるだろう”
日本ハムは今シーズンこの楽天投手リレーにいつもやられている。 5 月 17 日(水)などは岩手球場で、 5 ー 0 とリードしながらも 15 ー 5 と 3 倍の得点を与えて敗退している。バカヤロー。
ロッテはえらい。
10 回の表は内投手が抑え、その裏の攻撃。
先頭打者三木は三振。石嶺に代わって代打荻野、右前ヒット。続く鈴木大地、右越え二塁打。次打者、 3 番根元俊一(2 軍からあがったばかり)右翼にサヨナラ打を飛ばし、4 ー 3 の勝利を導いた。
実は、5 月 19 日(金)私は鎌ヶ谷球場で、ロッテ ー 日本ハム の二軍戦を観戦していた。この日のロッテのメンバーがすごかった。
1 岡田幸文 中堅
2 平沢大河 遊撃
3 中村奨吾 二塁
4 井上晴哉 一塁
5 細谷 圭 DH
6 香月一也 三塁
7 加藤翔平 右翼
8 宗接唯人 捕手
9 肘井竜蔵 左翼
投手 原 嵩
つい先日まで一軍で活躍していたメンバーではないか。現在パ・リーグ最下位。どん底にあえいでいるチーム事情を反映したものだと言えるが、思い切った強化策だ。尤も、19日からはホームのZOZO球場でのナイトゲームだから、選手によっては実戦練習かもしれない。平沢選手はいきなり右翼席に飛び込むHRを放った。
兎も角、立て直しに懸命なロッテの姿勢を垣間見る思いだった。
ロッテ頑張って!!(他チームに同情する余裕のある日本ハムではありませんが)
(カマガヤ公男)