昨年暮れ(12月30日)テレ東4時間強放送の対決旅を観た。
路線バスチームは、ルイルイ太川陽介&浅田舞・ちゅうえい。対する、鉄道チームは、鬼軍曹村井美樹&田村亮・渚。
リーダー以外のメンバーが毎回変わるのがこのシリーズの特徴。
見どころは、各チームのたどったルート&徒歩とタクシー(一万円)の使い方・チームワーク・チェックポイントでのミッションをどうクリア―するか・食事の内容・・・である。それらの要素が、勝敗にどうかかわっていくかが面白い。
第1日
路線バスチーム 09:07御室仁和寺~京都駅前~亀山駅南口11:13
ここで早くも勝負に出た太川チーム。タクシー5610円を使い、一気に園部駅西口に。
園部駅西口~福住~横山営業所 とバスを乗り継ぎ、ここから第一のチェックポイント永沢寺までの10㎞をタクシー3930円をはたいて、歩くことなく1時半ごろ到着。ミッションのそば打ちを厳しい師匠の下で体験し、一同おいしく会食。
17:13永沢寺のバス停を出発~乙原バレイ~三田駅~岡場駅~東有野台19:15
ここから第二チェックポイントである有馬温泉向陽閣までは2㎞の歩き。日は落ちて、暗く寒い道を歩き、到着は午後7時半を過ぎた。ミッションの金色の湯に入るには時間が過ぎていて明日に持ち越し。この旅館に泊まる。
鉄道チーム 御室仁和寺から1.3㎞歩いて花園駅に出る。9:32花園駅~京都駅~尼崎駅~篠山口駅13:40
ここから4.7㎞歩き、タクシーに乗って5.6㎞2090円分行って降り、更に2,2㎞歩く、という芸の細かいことをして、永沢寺に着きミッションをこなす。ここまで鬼軍曹の厳しい命令に不満そうな渚さんだったが、蕎麦打ち体験で器用なところを見せ、厳しい師匠に絶賛されて気をよくした。
蕎麦打ちのあとは、タクシー17,2㎞5770円で一気に三田駅に。三田駅~有馬駅口~有馬温泉駅18;52着。向陽閣に19時1~2分前に駆け込み、”金色の湯に入る”というミッションを、この日のうちに達成できた。
この時点で、バスチームのタクシー代残は460円、鉄道チームには2140円残った。
歩いた距離はバスチーム2㎞。鉄道チーム8.5㎞だった。両チームが同じ旅館に泊まるのは、多分初めてではないか。
第2日
鉄道チーム 二つ目のミッションを済ましているので6:16有馬温泉駅~有馬駅口駅~鈴蘭台駅~緑ヶ丘7:24と順調に来たが、第三のチェックポイント”ネスタリゾート神戸”までの8.1㎞は歩かねばならなかった。
ここでのミッションは、日本一長い570mのジップラインを二人が並走して飛行するところを自分を入れて写真に収めること。(ジップラインは森の中に張ったワイアーを滑車で滑り降り絶景とスリルを味わう人気のアクティビティ)
これを一発でクリアして、また8.1㎞歩き、12:30緑ヶ丘駅~栗生駅~加古川駅~姫路駅~野里駅~砥堀駅14:31と乗った。
ここから、タクシーに2090円ぶん乗り、1.3㎞歩き、第4のチェックポイント成田山明勝寺に来た。ここで最後のミッション護摩修行をクリアし、明勝寺から5.7㎞を歩いて17:08仁豊野駅~姫路駅17:34 そこから1.0㎞歩いて目指す姫路城に、バスチームよりほぼ15分早く到着した。
バスチーム 金色の湯は午前7時からスタートなのでミッションをクリアしての出発は、有馬駅前発7:58と遅れをとった。
タクシー代を前日使い切ってしまったため、この日は18.6㎞を歩かねばならなかったが、それでも18時ごろにはゴールの姫路城に到着した。大接戦だった。
感想
両チームとも相当過密なスケジュールで楽な旅ではない。今回2日間で歩いた距離は、鉄道チーム 32.7㎞ バスチーム 20.6㎞だった。
鉄道チームの渚さんは、普通の脚力で、辛かったと思われるがよく頑張ったと思う。バスチームの浅田舞さんは、さすがアスリート、健脚の太川さんをもリードするほどだった。
太川さんはバス発車時刻の些細な見落とし、初日にタクシーを使い切った作戦が裏目に出るという不運があったが、これは責められるほどのものではないと思う。歩きの量でも分かるように鉄道チームがそれだけ頑張ったのだ。
*タビリスの鎌倉淳さんの正解ルート検証の記事を大いに参考にさせていただきました。いつも読ませていただいています。