10月30日、三日連続の秋晴れ。
柏市大津ヶ丘団地商店街は、一日早いハロウィーン。
とまあ、こんなハロウィーンイベントでしたよ。
10月30日、三日連続の秋晴れ。
柏市大津ヶ丘団地商店街は、一日早いハロウィーン。
とまあ、こんなハロウィーンイベントでしたよ。
柏市名戸ヶ谷の香取神社、社殿鳥居は平成のものだが創建は江戸時代中期以前にさかのぼる。
この境内に百庚申がある。西と東の隅に50基以上石碑が並んでいるが、これが百庚申である。
庚申塔が百を超えたのは、元治元年(1854)甲子歳であったようだ。
庚申塔の高さは、50㎝ほど。「庚申」「青面金剛」など、文字だけのものが大部分だ。天保年間(1830~1843)のものが多く、100の像立を目指したのであろう。
昭和40年代に地元の浅野工務店により現在のようにきちんと並べられたのだろう。
この神社で見られる一番古い石像は、正徳二年(1712)の如意輪観音像であった。
柏市大島田にある真言宗豊山派の寺泉蔵寺の門前に一基の庚申塔がある。
「この庚申塔は昔からここにあったのですか」と、ある時私が寺の人に聞いたら、(その方は住職ではなく庭を掃除していた人だったが)「昭和になって持ち込まれたものらしいですよ」とのことだった。
とにかく、今はここにある。
高さは、50㎝程で小ぶりの像だが、私が珍しいと思うのは青面金剛の顔が三面に彫られていることだ。
宝永5年(1708)というのも、この辺りで見かける庚申塔としては古い方だ。富士山が噴火し宝永山ができたのは宝永4年。
庚申塔のパターン通り足の下には天邪鬼、その下に、講の人の名前、さらに、三猿が彫られている。
三猿の隣りに鶏らしきものが彫ってあるのは、庚申講の集まりが鳥の鳴く朝まで続いたことを示しているらしい。人間の悪行を天帝に告げる虫(さんし)は朝になれば退散するとの信仰だ。
文化財に指定されていなくとも、このような歴史遺産は大事にしたいものだ。
10月20日(水)好天気だ。
近くの公園に散歩に出た。
柏市大津ヶ丘団地の一画にあって前原公園という。古墳があってその前に11基の石碑(庚申塔など)が並んでいる。もともと道端にあったものを団地ができるときここに集めたのだ。
中央の青面金剛像の彫ってある石碑。
もう一つの像は少し小ぶり。
足許を見ると指まで丁寧に彫ってあった。
天保6年とあったから、それは1835年で、私が生まれる100年前だ。なんだか親しみがわく。
石像群を背後から見た。
古墳の周りにはどんぐりがたくさん落ちていた。
誰もいないし心の落ち着く一画だ。
10月11日アーバンライン高柳駅(柏市)に来た。
数年前まで、東口に木造平屋の駅舎だけの高柳駅。立派なエスカレーターでコンコースに出て柏駅方面を眺めた。
西口広場も立派だ。
船橋~大宮の東武電車アーバンパークラインにはもともと急行はなかったが、今や一時間に二本あって、柏~船橋は停車駅が高柳、新鎌ヶ谷のみ。高柳~船橋は、12分で結ぶ。
1・2番線のホームに降りると、急行の次発列車2番線に待機していた。
急行で船橋に来た。
船橋市は人口60万の大都市。東武百貨店のある東口のデッキに出た。
特に用事のない私だが、便利な電車を利用して屡々出かけるのも良いのではないかと思われた。
今年令和3年の秋、驚いたことの一つは、金木犀が2度咲いたこと。9月の上旬に咲き芳香を放ったので、「おや、今年はいち早く咲いてくれてありがとう」と思っていたが、例年の10月にまた咲いてくれた。
樹高は5mほどだが、萌芽力が強く思いっきり剪定してもすぐ伸びてくる。
花は、橙黄色で小さいが多数まとまって咲くのでかなり目立つ。花が開き始めたころ採取してホワイトリカーに浸しておくと香りの高い酒ができると本に書いてあった(やったことはない)。
この木は、雄株しかなく結実しないとも書いてあったが、一年に二度咲くとは書いてなかった。
来年も二度咲いてよい香りを届けてくれるかな?
もう一つ、今年その生命力に目を見張ったのがヒャクニチソウ。ジニアと呼ばれ園芸店によく出回っているが、私は、友達に貰った数個の種を蒔いただけなのにその成長ぶりは凄かった。
百日草の名にたがわず、7月から咲き始め10月9日現在も咲き続けているのだ。