雨曇子日記

エイティライフの数々です

スカイツリーの街 押上~亀戸天神~小村井

2020-01-26 14:53:01 | 神社仏閣

 

半蔵門線押上駅を出るとスカイツリーが目の前に迫った。

遠ざかっても、まだ目の前にある。

 

北十間川にかかる十間橋はスカイツリー撮影ポイントの一つ。

 

         (水面に映った姿を撮るべきだった)

 

浅草通に出ると妙見堂がある。

 

 

この石碑に刻まれた宝暦2壬申(じんしん・みずのえさる)は、1752 年。268 年前の石碑ということになる。

東京大空襲の戦火を浴びなを立ちつづけていることに敬意を表して、大横川に沿って歩く。

 

         (大横川栗原橋からのスカイツリー)

 

天神橋から亀戸天神はまもなく。

 

 

1 月 25 日は”鷽替え” 2 日目でかなりの混雑。

 

 

財布に入れる 500 円と 2 号の 800 円のものを求めた。

塩原太助の石灯籠に刻まれた年号天明二年壬寅(じゅいん・みずのえとら)を見た。

 

 

ここでも、スカイツリーは顔を出している。

 

 

北十間川境橋のたもとに、祐天堂という小さな祠があり、道しるべが立っていた。

 

 

木下川薬師への道しるべは、宝暦 11 年辛巳(しんし・かのとみ)は 1761 年の造立。この石碑も大空襲の戦火をくぐってきたのだ。

 

           (境橋からのスカイツリー)

 

この橋を渡り、花王本社・小村井香取神社の前を通って亀屋パンのレストランに行った。

 

           (本日のランチ 1100円)

 

帰りは東武亀戸線小村井駅に出た。

 

 

 

 

 

 


初詣で

2020-01-01 19:16:53 | 神社仏閣

 

神仏に対し普段敬虔な気持ちを持ち合わせない私ではありますが、元日になると初詣でに足が向くのは、日本人の持つ DNA のせいでしょうか。

 

      (このようなポスターが気になってしまうのです)

 

         (吸い寄せられるように入ってしまいます)

             (3 日間限定のお汁粉)

 

お汁粉の後、神社と同じ柏市塚崎にある真言宗の寺”寿量院”に堤防の道を歩きました。

 

 

初詣の列はありませんでした。

観光寺でもない限り人々はあまり寺には向かわないようですが、功徳は神社も寺も変わりはないと私は思いました。

 

 

普段は閉じてある本堂の扉も開かれ、本尊が見え、こんな仕掛けもありました。

 

 

たまたまご住職夫人がおられたので、立ってもらいました。

 

 

なにか、パワーがもらえそうです。

 

 


大祓い

2019-12-27 15:32:09 | 神社仏閣

     (柏市塚崎の神明社・拝殿の前に設置された茅の輪)

 

古来 6 月と 12 月の晦(つごもり)に行われてきた、万民の罪や穢れを祓った神事、”大祓い”は一般の神社ではあまり行われなくなったが、柏市塚崎の神明社では、数何前に復活し毎年きちんと行われる。

 

”罪や穢れ” と言われても、それは、白い洋服に着いたシミのように目立つものではないので、あるようなないような、あるといえば”ある”、ないといえば”ない”というほどのものかもしれません。

ともかく、新しい年を迎えるにあたり”・・・・罪と言う罪は在らじと 祓へ給ひ 清め給ふ事を 天つ神 国つ神 八百万神等共に聞こし食せと白(まを)す・・・・と、神様にお願いしてみましょう。

 

12 月 31 日 柏市塚崎神明社に出かけました。

 

 

12 月 31 日の大祓いは午後 3 時より、「どなたでもご自由に」とのご案内に力を得て参加させていただきました。

社頭での大祓い、拝殿での新しい年の祈願と、神主さんの主導で祈願させていただき、身も心も清くなった気がしました。

 


柏・寿量院の写経

2019-12-15 19:20:16 | 神社仏閣

         (寿量院のユニークな洋式の本堂・内部は和式)

 

柏市塚崎にある真言宗豊山派の寺寿量院では、毎月第三日曜の午後 2 時より、写経教室が開かれます。

講師はこの寺のご住職。

 

 

ご住職は、読売カルチャー教室の、写経・ご詠歌の講師を、柏・金町・北千住で務めておられます。

私は、特に信心があるわけではなく、月一回、毛筆でこの程度の文字を書き写すのは落ち着けていいかな、ぐらいの気持ちで取り組んでいます。

写経は、手本の上に用紙を置いてなぞるだけのことで誰でもできます。小一時間、静かな時間を過ごします。

成田山新勝寺では、入り口で二千円払いますが、ここは、各自お布施という形で出します。私は千円にしています。

 

 

私は昨年、門前の掲示で知って、わざわざ成田山まで行くことはないなと思い、寺に電話を入れ、参加するようになりました。

一応、真言宗豊山派の流儀にのっとり、写経の作法があり、ご住職と一緒に、懺悔文、十善戒などを唱え、「般若心経」を読みますが、こんな機会でもないと、自分一人では絶対読まないので、かえって、それがよいと思っています。

「落ち着いた喫茶店」にでも入る気持ちで参加している毎月第三日曜の写経会。今年の十二月は、日曜から始まったので、今日 15 日(日)で、令和元年は終わりです。生きらえて、来年も続けたいと思っています。

    


令和元年柏・観音寺の紅葉

2019-12-10 14:28:42 | 神社仏閣

 

12 月 8 日(日)は穏やかに晴れ渡った。冬麗とは、こんな日だ。

柏市逆井の観音寺に行った。

 

 

数年前は、これほどの紅葉は見られなかったが、年々、四季折々の花の寺として、充実度を増している。

 

ここまではいかないが、近くの大津ヶ丘団地にも紅葉はあった。

 

 

柏駅東口からの大津ヶ丘団地行の坂東バス、大津ヶ丘四丁目バス停前の前原公園にある庚申塔、屋根付きのそれは、天保 6 年、わたしは昭和 10 年生まれだが、その 100 年前に村人が造ったものだ。

団地が造成された 昭和 53 年に、道端の石碑をここに集めたものだが、歴史が感ぜられる。

 

 

 

 


北千住稲荷社二宇

2019-10-20 13:06:57 | 神社仏閣

「宇」というのは、建物を数える語で、「仏堂二宇」などと使うらしい。

北千住の稲荷社二宇といえば、一つは河原町、一つは橋戸町の稲荷社だろう。

 

               (河原町の稲荷社)

 

天正四年( 1576 )創建と推測されるこの神社、江戸時代は千住掃部(かもん)宿の鎮守、現在は東京都中央卸売市場足立市場(やっちゃば)の鎮守という。

掃部(かもん)宿は石川掃部(かもん)介吉胤に因む名で、慶長三年( 1598 )村を拓き、元和二年( 1616 )には堤を築くなどした方だ。

掃部宿は、約二千戸、人口九千の千住宿にあって、有力商人が集まり最も繁栄した町であったという。(昭和 20 年 4 月 13 日の夜間空襲で一軒残らず焼失)

 

 

 

文政 13 年( 1804 )の鳥居の柱に書いてあった撰文には、清明在上 永燭八極 越仰景光 崇表霊徳 とある。

狛犬は足立区一の大きさで、浅草神社のそれと極似という。

 

                 (立派な狛犬)

 

            (境内の石燈籠に彫られた文字)

        (昭和 12 年の銘のある玉垣・道路は日光街道)

             (北千住七福神の一つ福禄寿が鎮座)

 

この、河原町稲荷神社と日光街道を挟んで西側にあるのが橋戸稲荷神社。

 

     (日光街道が通る千住大橋は下り線専門で、上りは後にできた橋を通る)

      (橋戸稲荷神社の狐・拝殿に向かって左側にあり下に子狐がいる)

         (子狐と思われる。上にあるのは母狐か?)

        (拝殿に向かって右側にいるのは、父狐らしい)

 

この神社の創建は延徳二年( 1490 )といわれる。文禄二年( 1594 )千住大橋が架けられ人馬の往来が多くなり、また、隅田川上流の、飯能、秩父、川越方面からの物資が陸揚げされ、この辺りは、継場として大いに栄えた。

文久三年( 1863 )には、本殿の前扉裏に、鏝絵の名工として名高い伊豆長八による白狐が彫刻された。

 

          (土蔵造りの本殿・この扉の裏側に彫刻がある)

            (伊豆長八の白狐・レプリカ)

                 (神社の手水舎)

 

 

 

 

 


私の写経体験

2019-05-20 13:09:29 | 神社仏閣

 

近くの寺の「写経」の文字に惹かれ「写経」を始めて一年余りになる。

特に宗教心があるわけではなく、単なる気まぐれだ。

 

 

この手本の上に用紙を置きなぞるだけだ。

 

 

この寺の写経の作法は次のように行われる。

     1. 合掌してよく祈念し、三度礼拝する

     2. 「豊山檀信徒のおつとめ」の「懺悔」「三帰」「三竟」「十善戒」「発菩提心」                   「三摩耶戒」「開経偈」「般若心経」を読む

     3. 願文を読む

     4. 浄写(一字一字心を込めて書く)

     5. 誦経(浄写した般若心経に目を通しながら唱える)

     6. ご宝号(南無大師返照金剛)

     7. 回向

     8. 三礼

 

 

この寺は、柏市塚崎根郷 815 真言宗豊山派 寿量院(tel 04 - 7191 - 1739 )である。

この 5 月、本堂横の客殿が完成した。(普段、写経はここで行われる)

 

 

本堂への石段の下に江戸時代の石仏が何基かある。

 

          

この像の造立は正徳四甲午(1714 年)とあった。

なお、写経の費用についてだが、成田山新勝寺のように 2000 円とか明示されていないので、いくらとも言えない。それはお布施ということらしいので、私は1000円にさせていただいている。

 

 

 

 

 


ソメイヨシノの開花はいつ?

2019-03-17 17:02:01 | 神社仏閣

 

3 月 17 日(日) ここは北総台地にある柏市大津ヶ丘。桜の開花はまだ。

河津桜ならとうに咲いている。

 

 

コブシ、スモモ、ボケなども咲いている。

 

                  (コブシ)

                  (スモモ)

                    (ボケ)

 

それぞれに美しく咲き春を謳歌しているが、やっぱりソメイヨシノがそろって開花してくれないと、盛り上がらない。

ムクドリたちもそう思っているに違いない。

 

            (気の早い人でもまだ桜見物には来ない)

 

しかし、芽が相当膨らんでいるので、2週間後の 31 日には満開でしょう。

 

 

 

 


名残の紅葉~柏市逆井観音寺にて

2018-12-24 11:44:50 | 神社仏閣

12 月末となり、さすがに紅葉も終わりと思ったが、まてよ、観音寺だったら残っているかもしれないと 12 月 22 日訪ねてみた。

 

     (延暦 13 年の文字が刻まれている住職自慢の層塔が正面に見える)

 

いやー、立派なものじゃあありませんか!感激しましたよ。

ところで、この卒塔婆の下の草むらに 3 基の馬頭観音の石碑があり、その隣にこんな石像が転がっていましたよ。

 

 

こちらの双体道祖神はきちんと然るべき場所に置かれていましたが、激しい抱擁の石像はさりげなく叢に置かれています。

幾度となくこの寺に来ている私ですが、初めて拝見しました。

 

 

駐車場の奥の林を撮ろうとしたら、白猫が出てきて威嚇しました。

はいはい、分かりましたよ。”勝手に撮りまくるなということでしょ”

それで大人しく帰りました。

 

 

 

      

 

 

 

 

 


静寂な中山法華経寺

2018-12-12 20:00:31 | 神社仏閣

12月12日雨の中山法華経寺は静寂そのものだった。

 

 

12月8日に大規模な修理が終わった釈迦大仏の完成式典があって、その日は大勢の参詣客で境内が埋まったそうだが、今日は閑散としている。

 

 

釈迦大仏は、1719 年(享保 4 )に造られたもので、表面の緑青が白っぽくなり、東日本大震災で基壇の石垣の一部が外れるなどの損傷を受けていた。修理では、大仏を移動して復元、基壇は耐震補強を施した。大仏の高さは 3. 56 m ひざとひざの間は 2. 83 m (朝日新聞記事より)

静寂な境内の中山法華経寺を堪能した。

 

 

         (荒行堂の門前、修行中の僧に面会の人たちかなと思った)

          (このお堂の中に鬼子母神が祀られている)