金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

たくさんの繕いの作品 その1

2014-10-04 01:11:24 | 陶器の繕い例
亀岡の陶芸仲間の西野さんの窖窯焼成作品。

作品がたくさんなので、その分繕いの品物も多数。
個展までに間に合うように繕いましようとということで、たくさん持ち帰りました。
その時の繕いの様子を順次紹介します。

先ずは、高台にバリがついた抹茶茶わん。
主にミニルーターを使ってのバリ取りです。
丁寧にしないと高台に傷がついてしまいます。
この3点は、西野さんの気に入った留保分です。


こちらは要らないからと私が頂いたもの2点。
すでにバリを綺麗に取り除いた段階。
高台に黒い部分と、白い部分ができてしまいます。


表側の様子。
なかなかいい作品ですね。
釉薬は鉄赤というものらしいです。


さて、裏の処理です。
「新うるし」を使って色合わせです。


大体いい色になりますね。


さあどうでしょう。
少しテカリがありますが、使っているうちになじむでしょう。


こちらが西野さんの取り置きのもの。
バリがついていた最初の写真のものです。
完了です。

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