KIHAKU's blog

日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ

華門楽家15 一番風呂の悦楽

2005-08-01 11:43:57 | 建築
華門楽家の浴室はユニットバスである。
在来浴室も考えたのだが、メンテナンス性、コスト諸々を考慮してユニットバスになっている。

そしてこの浴室の主役はである!
浴槽やシャワーの機能、壁や床の材質などではなく大きな窓、そしてここから愛車(ミニ タータン)を眺めながら湯船につかる。

今回選んだのはノーリツのユニットバス。
ノーリツのバスタブの形状は半身浴ができるようになっている。
ツツイも疲れた時などは2,30分ほど半身浴をすることがあるのだが、これがなかなか気持ちよい。

最終的な仕様を決めるため、青山にあるノーリツショールームへ施主夫妻をお連れした。
浴槽の色、壁の色、オプション諸々を決めて頂いている間、ふと横に目をやると面白いものを発見。
「洗っときバス」と書かれた看板の下に浴槽の断面が見えるように加工された浴槽が展示されている。
なんとこれ、自動で浴槽を掃除してくれるといった代物。

確かにコレ、浴室掃除担当のツツイにとってはありがたい機能!

いや、でも待てよ・・・いつもブツブツ文句を言いながら掃除をはじめて、でも掃除が終わったばかりの浴槽で一番風呂に入るあの満足感は味わえなくなるのか?
そもそもツツイにとって風呂掃除の何が一番イヤかと言うと、あの壁や床、扉のエッジ部分にこびりついた水垢。
浴槽自体の掃除はそれほど苦ではない。
水栓金物なども良いデザインのものを選んでおけば、愛おしく思え、そこを掃除するときも丁寧に接することができる。

そのような訳でツツイがこの機能に飛びつくかどうかは疑問なのだが、どうせ商品として出すなら是非とも「洗っときバスルーム」として浴室全てを洗ってくれる機能にしていただきたい。

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(華門楽家のCGもあります)