丹下健三氏の代表作のひとつとも言える東京カテドラル聖マリア大聖堂へ。
実はこの建築内にある納骨堂に祖父が眠っており、そのお墓参りに訪れました。
祖父が亡くなったのはまだ幼稚園児だった頃。
納骨の際、はじめて訪れたこの教会。
悲しみの中でその厳粛な空間が優しく包み込んでくれた気がしました。
建築・空間によって心が動かされたのは、記憶にある限りこの時が初めて。
建築家を志そうと思うのはかなり後になりますが、建築との出会いはこの時だったと思います。
あれから30年以上。
さまざまな次元の中に身を投じつつ、今も建築との出会いの原点が存在していることに感謝したいと思います。
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