先日、monoマガジンの取材のため、ひさしぶりにakari庵を訪れました。
美しいモノに囲まれて生活することがコンセプトの住宅であるakari庵。
クライアントへのインタビューの中で、
「いかがですか?この家は」
「コレクションに囲まれた生活はどうですか?」
などの質問に対し、
「普通です」
と答えるクライアント。
ようは美しいモノに囲まれ、温もりある空間に包まれているのが普通であると。
そして普通であることが幸せな証。
現在自分の置かれている立場、社会に対して文句こそあれ、「普通です」と答えられる人が何人いるのだろうか?
もちろん慣れによってもたらされる「普通」もあるでしょうが、高いレベルでの「普通」はなかなか難しい。
今置かれている自分の立場に感謝しつつも、より高みを目指そうとしている自分。
そんな自分には「普通」という言葉がなんとも象徴的に思え、共感を覚えました。
「普通」であり続け、少しずつその「普通」が高いレベルへと昇華していく有り様を、今後もakari庵に訪れる度に感じられると思います。
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