少し前になりますが、工事中の「かめはうす」の上棟式が執り行われました。
「かめはうす」は周辺環境の良い部分をいいとこ取りした開口が象徴的な空間です。
木造二階建てとなり、スキップフロアで6層の床レベルを持つ空間構成。
上棟すると、この複雑な空間構成を実体験できるようになります。
実際の空間のあり方、風景の見え方、これらをCGで表現しようとしても、なかなか難しいです。
現物に勝るものは無し。
まだ壁があるわけではないのですが、構造体による骨組みができると、その空間のボリュームを実体験として確認することができます。
建て主が、少しずつ自分の家を実体験していく喜び。
工事中は見ないで、いきなり完成した家に入るより、徐々に自らの家が完成してゆく様を見ていた方が、思い出にも残りますよね。
一瞬の喜びよりいつまでも続く愛情・・・これが住宅には求められると思います。
「かめはうす」の工事も中盤。
来年3月の完成予定です。
またポイントで工事の状況をお知らせできればと思います。
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