日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



NUKUTOY houseの上棟式が行われました。
最近では上棟式をやらない現場も増えてる中、大変なご馳走、奥様手作りのデザートまでご用意していただき、職人さん達も満足いただけたご様子でした。
最近では現場の方達とクライアントの方が一緒に食事をするなんてことも少ないですよね。
クライアントの顔を知らないなんてことも多いかと。。。
上棟式のような伝統的な行事で職人さん達が実際に住む人と接する機会を設けることは、今後の職人さん達のモチベーションにも大きく影響してくると思います。
最近、職人さん達はクルマで現場に来ている方がほとんどなので、お酒には気をつけましょうね。

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昨日はbalenaのシンボルツリーとなる樹木を選ぶために横浜の泉区の方へ。

3本ほどシンボルツリーを選択したのですが、その中でも当初予定されていなかった写真のヤマボウシは樹形の美しさに一目惚れでした。
このヤマボウシは株立と呼ばれるもので、株立の中でも「台付」と言われる根元に太い幹のようなもの(台)が付き、そこから数本の細めの幹が立っているものです。
台付の株立はこのような樹形になるまで手間と時間がかかり、お値段も少し高めなのですが存在感はとてもあります。

同じ株立と呼ばれているものでも「寄せ植え」は2、3本の細い幹の木を数本まとめて植えるものです。(本来は株立と言わないのかもしれませんが)こちらは比較的廉価で入手できると思います。

植栽の畑に行くと、同じ樹種でもたくさんの木がありますが、だいたいその中から1本だけ自分を呼んでる木があるような木がします(笑)
当然植木職人さんのアドバイスなどもいただくのですが、職人さん曰く、
「インスピレーションが一番大切」
と。
樹木も生き物。
やはり生き物同士、一般的な評価よりも個々の相性が一番なのでしょうね。

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風邪がなかなか治らず、辛い状況が続いていたのですが、昨晩は頑張ってダーツの試合へ。
(ダブルス戦だったので休む訳にも行かず)
今回で二度目の参加となり、前回は最下位。。。
なんとしてでも最下位は免れたい・・・という強い思いと共に試合に臨んだ訳ですが、ダブルス戦で今回のパートナーは強い方と組む幸運にも恵まれ、なんと予選リーグ突破し、決勝戦へ。
決勝では予選リーグで負けたチームと再度当たり、リベンジを!と思ったのですが、結果惨敗。。。
なんと優勝チームは予選から含めて全勝。
まだまだビギナーで下手っぴなわけですが、負けるとそれなりに悔しいですよね。
のめりこみがちな性格、仕事以外にもいろいろとのめりこんでしまうのですが、ダーツもまたそのひとつになりそうです。

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写真はbalenaの浴室タイルの一部です。
このタイル、イタリアのGRANTI FIANDREというメーカーのタイルで一部ガラスが埋め込まれているという特殊なモノ。
おそらく日本では初施工となる代物でお値段もなかなか。

実はタイルを貼る段階になって若干設計変更があったため、数量がギリギリに。
以前、サンプルとして頂いていた一枚を含めてちょうど足りる枚数になったのですが、施工時に一切のミスは許されない状況でした。(本国からまた取り寄せていたら施工に間に合わなかったため)

しかし通常のタイルと異なり、ガラス部分があるためカットするのも手作業で慎重にやらねばならず、おまけに一枚のロスも許されない状況。そのような中、タイル職人さん、見事にすべてを使ってロスすることなく完璧に仕上げてくださいました。
素晴らしい!

聞くとこの職人さん、全国のタイル貼り選手権で準優勝の実績の持ち主。
いやはや、さすがです。

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今日はNUKUTOY houseの今年初の現場打合せ。
クライアントにもお越しいただき、現場の進捗状況を確認していただく他、細かな打合せを行いました。

午後からの打合せだったのですが、現場につくとバケツに入った水の表面に薄い氷が張っており、地面には霜柱が。
霜柱なんて見たのは久しぶりですね。
自宅のまわりはアスファルトに覆われており、現場以外ではあまり土の上を歩くこともない日々。
四季を感じる要素が少なくなっている日常で、季語でもある霜柱を見ることができたこと、少し幸せになれた気がしました。

本当に小さな幸せなのですが、このようなことも大切にしていきたいですね。

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