軽井沢駅からは、しなの鉄道線に乗り換えます。
しなの鉄道線は、元々信越本線の一部で、1997年(平成9年)10月1日に北陸新幹線高崎駅・長野駅間が開業した際に、長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢駅を起点に長野市の篠ノ井駅を終点とする区間をJR東日本からしなの鉄道に経営分離されました。
北陸新幹線開業に合わせ旧駅舎は解体されましたが、新駅舎開業後に明治期の姿を復元した(旧)軽井沢駅舎記念館が建てられ、2017年(平成29年)より改札口や出札窓口を新設してしなの鉄道線の駅舎としても機能するようになりました。
駅舎とホームとは木製廊下で結ばれています。
旧1番線にはEF63形電気機関車2号機、アプト式電気機関車EC40形、マルチプルタイタンパー等が(旧)軽井沢駅舎記念館の展示物として保存されています。
「駅ナカ」施設として3世代で遊べる遊園地の「森の小リスキッズステーション in 軽井沢」があります。
また、子供と一緒に遊べる有料待合室「森の子リスキッズくらぶ」も設けられています。
駅スタンプの絵柄は、堀辰雄の「風立ちぬ」、川端康成「掌の小説」にも登場する「軽井沢聖パウロカトリック教会」です。
しなの鉄道線下り 普通 小諸行に乗ります。
しなの鉄道の車両は、JR東日本から譲渡された国鉄形電車の115系のみです。
軽井沢 13:05発
軽井沢駅を出るとしばらくは、北陸新幹線と並行します。
中軽井沢 13:09着 13:09発
ほとんどの乗客はここで下車しました。
信濃追分 13:13着 13:13発
綺麗に整備されています。用途は何でしょうか。
標高が高くなってきて、レタス畑を見るようになりました。
御代田 13:19着 13:19発
平原 13:24着 13:25発
ここは、駅舎が国鉄末期に解体され、貨車を改造した待合室が設置されています。北海道内では貨車改造の駅舎や待合室をよく見かけますが、本州以南では数少ないものです。
34分間の乗車で、終着小諸駅に着きます。
小諸 13:29着
小諸駅は、しなの鉄道とJR東日本の共同使用駅で、駅管轄はしなの鉄道が行っています。
駅スタンプは両鉄道にありますが、絵柄は小諸城址に残る三之門です。現在は、「小諸城址懐古園」の入口として使われています。
つづく