11時50分頃通過した電車を見送り、次の目的地のネギ畑に向かいます。
バスは今来た道を戻り、国道104号を八戸市方面と向かっています。
とうとう、北高岩駅を過ぎます。
ここは八戸市。
古屋敷の交差点を右折し、NPO法人青森なんぶの達者クラブの方の案内で畑に向かいます。
馬淵川を渡り対岸の、南部町に入ります。
20分後の12時15分。ネギ畑到着です。
まずは、「南部太ねぎ」について。
一般的な長ネギとの大きな違いが分かりますか?
一般的に長ネギは成長に合わせて何度となく土を寄せ、白い部分を長くしていきます。
「南部太ねぎ」は、シートで土壌の表面を覆うマルチ栽培です。
土を寄せ白い部分を長くするのではなく、苗を植える段階で30cm程の穴を掘り、そこに植えるそうです。
深く掘ってもダメ、浅く掘ってもダメ。その辺の栽培技術が確立しているとは言えないそうで、まだまだ生産量や規格など安定供給が出来ないそうです。
畝にスコップを刺し、抜きやすくして掘ります。
店頭価格は、1本300円程だそうです。
ほりたての「南部太ねぎ」を、スペインのカタルーニャ州タラゴナ県バイス村が発祥の料理「カルソッツ」のようにしていただきます。
炭火の中に3分30秒から4分入れておきます。
待っている間に、りんご畑を見ながら農家さんのご厚意の「焼りんご」をいただきました。
焼きたて、熱々。美味しい。
メインのカルソッツ風「南部太ねぎ」が出来上がりました。
焼けて黒くなった外の皮1枚をむきます。
軽く塩を振っていただきます。
なんとも言えない美味しさです。贅沢、贅沢…。
気がつけば、13時。昼食会場に向かいます。
つづく。