旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション371 「『銀河』一番星」(松江駅)

2024-09-01 08:49:17 | 駅弁コレクション
【「銀河」一番星】(松江駅)
                             2024.9.1投稿

2024(令和6年)6月5日 松江駅で購入 価格1,820円
                        [製造元](合)一文字家

 星空と2020年(令和2年)9月に運行を開始したJR西日本の「WEST EXPRESS 銀河」。そして、松江駅で販売されている4つの駅弁「島根牛みそ玉丼」「蕎麦屋のだしめし」「出雲招福ちらし」「蟹としじみのもぐり寿し」のパッケージ写真が描かれている掛紙です。


 紙製の蓋付き容器(19.0cm×19.0cm×5.2cm上げ底1.2cm)です。
 駅弁名をイメージしてか、紺色の紙に社名を箔押ししています。


 ワサビと同等の成分の抗菌効果を使用した日持ち向上シート『ワサパワー』が掛けられています。




 上左から、隠岐アラメ煮、大根酢漬け・おはぎ、大山鶏の岩海苔煮・頓原漬け。
 中左から、炊き合わせ(かにしんじょ・人参・いんげん・筍・蒟蒻)、出雲そばたたらや 蕎麦屋のだしめし(サツマイモの素揚げ・カボチャの素揚げ・刻み海苔)、玉子焼き(大田市産鶏卵使用)・松江郷土料理しじみのしぐれ煮・錦糸玉子・日本海産鰆の味噌漬け焼き。
 下左から、島根牛の奥出雲天然醸造味噌煮御飯、あご(飛魚)の大葉巻き天ぷら・あご野焼の梅肉揚げ、境港産紅ズワイガニの島根ワイン寿司。


 「WEST EXPRESS 銀河」運行当初、ツアーの車内のお食事として公式採用されていた御弁当です。
 その後、JR松江駅弁駅として期間限定品として販売され、現在でも公式ホームページでは次のように案内しされています。
【「銀河」一番星】 定価1,770円(税込み)
 ロマン溢れる新しい特急「銀河」をモチーフにした新しい駅弁です。
 まさに、”一文字家駅弁のあれもこれも食べたい”というお客様の願いを叶えてくれる「一文字家オールスター駅弁」です。
 2022年5月6日販売開始 期間限定商品


※2024年(令和6年)7月1日に値下げをしたことで、購入時より50円安くなっています。
 「松江往復・新旧『特急やくも』&残念!京都 弾丸旅」の途中、松江駅で購入しました。

 製造元の一文字家は、1901年(明治34年)1月、現在の松江市に旅館を開業しました。その後、1908年(明治41年)国鉄山陰線開通と同時に国鉄構内営業の許可を受け、弁当・土産品の販売を開始したそうです。
 一文字家随一の歴史ある駅弁と言えば「山陰名物 かに寿し」です。正確な記録は残っていませんが、昭和30年代初頭にはあったものと言われています。
 公式ホームページには過去の掛紙が公表されていますが、年代は不詳です。



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