旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の小窓~「青い森鉄道で行く TOHOKU EMOTION満喫ツアー」復路

2016-11-09 15:02:57 | 旅の小窓
 12時52分に久慈駅に到着しました。


 帰りは14時20分の発車です。
 約1時間30分ほどあります。


 「あまちゃん」のドラマに出てくる「喫茶&軽食リアス」のモデルにもなったという三陸鉄道久慈駅の駅舎内にある「リアス亭」は、幻の駅弁とも言われる「うに弁当」を販売しています。
 製造販売はかつて普代村で営業していた清雅荘のうに弁当販売部門の清雅荘弁当部。「リアス亭」はその売店の屋号です。
 1日20個限定。但し、予約は別とのことですから、確実に手に入れたければ予約しておく必要があります。
 今日も、最後の1個でした。




 駅の真向かいにあった「駅近アンテナショップ 大判小判」が、東日本大震災で被災した「もぐらんぴあ水族館」で生き残った生物を展示していた「まちなか水族館」があった場所に移転していました。平成28年4月、「もぐらんぴあ水族館」は震災前の同場所で再開されたため「まちなか水族館」は閉館しています。




 そして2階に展示していた「あまちゃん」関係のものが1階に移っていました。


 また、商店街からこの建物に移っていた、ドラマのロケに使用されたセットや道具、資料などを展示していた「あまちゃんハウス」も、台風10号の大雨でドラマのロケに使用されたセットや道具、資料、着用した衣装のはんてんが完全に泥水に浸かう被害を受けたそうですが、なんとか再開していました。




 以前、大判小判で土・日曜日に削り昆布の実演販売をしていた岩手県内唯一の削り昆布職人の四作雄治さんの姿もありませんでした。

 ぶらり歩きながら、「道の駅くじ やませ土風館」へ向かいました。
 「いわて地産地消自動販売機」には、岩手県産の「仙人秘水」「龍泉洞珈琲」「ブルーベリードリンク」「さるなしドリンク」が入っています。


 三船 久蔵講道館柔道十段の出生の地には、胸像と案内板がありました。


 「道の駅くじ やませ土風館」にいました、昆布職人の四作雄治さん。
 台風10号の大雨で浸水したため、こちらで実演販売をしているとのことです。




 昆布を購入して、JR久慈駅に戻りました。


 JR久慈駅には「そば処」の横には、青森県では見ることがないNREの売店がありました。


 この日は「リゾートうみねこ」車両が運転される日でした。


 再び、列車に乗ります。


 東日本大震災後、三陸鉄道北リアス線全線運行再開にあわせて、デビューした北三陸非公認キャラクター「うにすけさん」が見送りに来ました。JR八戸線では、「東北エモーション」と「リゾートうみねこ」のときだけのようせです。


 三陸鉄道の社員の方や、「なまはげ」に似た野田村などに伝わる「なもみ」の見送りもありました。




 復路は、デザートブッフェになります。


 デザートのアソートプレート(和栗のショートケーキ・チーズタルト・抹茶のパンナコッタ)は、席まで運ばれてきます。


 「デザートブッフェ」「オードブル」は2号車のバーカウンターに用意しているので、自分で好きな物を好きなだけ頂くことが出来ます。




 久慈駅を出発した列車は、陸中夏井駅を過ぎると1,000分の25(1,000m進んで、標高差25m)の勾配の上り区間に入ります。




 侍浜駅付近がサミット。


 今度は、1,000分の25の勾配を下っていきます。






 陸中中野駅付近から、太平洋が見えてきます。






 景色を楽しみながらデザートを頂いていると、あっという間に時間が過ぎていきます。






 蕪島が見えてくると間もなく終点と思いきや、この先鮫駅で5分間の停車、本八戸駅にも停車、そして八戸駅の手前で5分間ほど停車と、鮫駅から30分ほど要して終着八戸駅に到着しました。


 今回のツアーのお土産、一つは青い森鉄道のグッズ。


 もう一つは、久慈周辺の名物の詰め合わせでした


 そして、八戸駅待合室にある売店「ぐるっと遊八戸駅店」で「八戸うみねこバクダン」を買って、楽しい1日が終わりました。














 おしまい

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