旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション325 「たけのこ弁当」(小淵沢駅)

2024-01-21 13:08:10 | 駅弁コレクション
【たけのこ弁当】(小淵沢駅)
                            2024.1.21投稿

2023年(令和5年)3月11日
 スーパーマエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,281円
                         [製造元](株)丸政

 商品名と筍の絵が描かれたシンプルなデザインの掛紙が二段重ねの容器に巻かれ、飾りゴムで止められています。


 容器は発泡性折箱です。


 筍御飯とおかずが別々の折りに入っています。
 小さめに刻まれた筍・干瓢が入った筍御飯の上に、筍煮・錦糸玉子・味付け山菜・花人参煮をちらし、桜漬けを添えています。
 おかずの折は4つに仕切られ、左上に鯖の塩焼き・かまぼこ・玉子焼、右上に鶏唐揚げ・鶏つくね、左下に椎茸煮・人参煮・蓮根きんぴら、右下に筍煮・わさび菜醤油漬け・巨峰寒天餅が入っています。


 筍御飯は薄味、おかずも優しい味付けに感じました。
 おかずの内容は多少の変更があるようですが、3月から6月にかけて首都圏の駅弁屋と全国各地の駅弁大会で販売されているようです。
 現在も公式ホームページには季節限定商品1,300円と載っていますが、詳細はお問い合わせください。とアナウンスされています。


 製造元の丸政は、1918年(大正7年)に中央本線富士見駅の構内立売業者として発足し、1929年(昭和4年)の小海線開通と共に中央本線と小海線の接続駅となった小淵沢に移転し、1944年(昭和19年)から殻弁当の販売を始めました。
 1955年(昭和30年)に株式会社となってから駅弁の他、駅内外の売店、みやげ物店、食堂、仕出し弁当の製造・宅配などもおこなっています。
 『高原野菜とカツの弁当』『元気甲斐』などが主力駅弁ですが、『駅弁味の陣』では次の駅弁が入賞しています。
 『駅弁味の陣2014』初陣賞『信州牛と松茸ごはん』。 現在は終売のようです。




 『駅弁味の陣2020』135周年記念賞『そば屋の天むす(135周年記念パッケージ)』。現在は通常包装で800円で販売中。


 『駅弁味の陣2021』駅弁大将軍『ワインのめし』。1,500円で販売中。



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