旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

IGRいわて銀河鉄道全駅下車の旅2 いわて沼宮内駅

2018-01-02 07:57:59 | IGRいわて銀河鉄道全駅下車の旅
 59分間の滞在時間だった一戸駅から、IGRいわて銀河鉄道 普通 盛岡行に乗ります。


一戸     08:54着 08:55発
 「フリーきっぷ」効果でしょうか、そこそこの乗車率です。


 徐々に高度が上がっていきます。ここから、奥中山越えが始まります。 


小鳥谷    08:59着 08:59発


小繋     09:05着 09:06発 


奥中山高原  09:13着 09:13発 
 奥中山高原駅を過ぎると、今度は下っていきます。


 下り終わる頃、遠くに東北新幹線が見えてきます。


御堂     09:19着 09:19発
 奥中山高原駅から案内放送が一駅遅れているような気がすると、ちょっと気にはなっていたのですが…。
 勘違いではありませんでした。
 「まもなく 御堂」ではありません。
 「まもなく いわて沼宮内」です。


いわて沼宮内 09:24着 






 もとは「沼宮内駅」でしたが、2002年(平成14年)12月1日に東北新幹線が八戸駅まで延伸開業したときに、新幹線駅が新設されました。これを機に岩手町の代表駅であることを強調するため「いわて沼宮内駅」に改称しました。


 駅舎は新しいですが、跨線橋は以前からの物が使われています。


 駅舎は地形上3階建てになっていて、改札口や新幹線駅への通路などは3階にあります。


待合室を兼ねた展望室から、町並みが一望できます。








 9時30分発の東京行新幹線が発車していきましたが、降りてきた人はいませんでした。


 「いわて沼宮内駅」の1日平均乗車人数は、平成27年度の統計ではIGR岩手銀河鉄道が460人、新幹線が85人となっています。
 北海道新幹線奥津軽いまべつ駅が開業する前までは、ここが全国の新幹線駅で一番乗車人数の少ない駅でした。
 ちなみに、奥津軽いまべつ駅にもここと同じく7往復の新幹線が停車しますが、1日平均乗車人数は60人です。
 滞在時間は19分です。
 入場券を購入し、駅スタンプを押します。


 駅スタンプの絵柄は、石神の丘美術館です。


 IGRいわて銀河鉄道のホームページには、社員の方が作成した「まちなかぶらり散策マップ」が掲載されている駅もあります。
 10年前に作られたものですが参考になります。
 石神の丘美術館も載っています。




 JRいわて沼宮内駅のスタンプも押してきました。


 電車を待っていると路線バスがやってきました。
 「黒石温泉行」と書いてありビックリ。


 青森県ではなく、ここ岩手町にある温泉です。
なお、青森県黒石市の温泉は、黒石温泉郷と呼ばれ「温湯」「落合」「板留」「青荷」の4つの温泉郷があり、路線バスはそれぞれの温泉郷を表示しているため「黒石温泉行」は存在しません。

 次の下車駅は、御堂駅です。

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