旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~駅弁95(80-2) 「鶏めし玉手箱」

2021-10-07 07:21:30 | 旅のコレクション
【鶏めし玉手箱】(大館駅)
[製造元](株)花善 2021年(令和3年)9月20日 大館駅前「花善」店舗で購入 価格540円


 掛け紙は、今でも紐で綴じています。


 上の重には、鶏のせんべい粉揚げ・みずの生姜和え・さつまいものレモン煮・蓮根の竜田揚げ・鶏ひき肉と枝豆蒸し・しば漬と、おかずが入っています。
 下の重は、そぼろ玉子と飾り麩が載った、秋田県産あきたこまちを鶏肉の煮汁で炊いた味付け御飯です。


 過去に何度か購入していますが、今回は栄養成分表示が新たに加わっています。


 せんべい粉を使った唐揚げは一味違った食感で、味もしっかりしています。
 その他にも秋田特産にこだわった、枝豆と鶏ひき肉が入った枝豆蒸しや、山菜の「みず」の生姜和えなどが入っているのも特徴です。
 これは、地元大館の皆さんのために考えられたお弁当ならではの内容で、価格も他の駅弁に比べてかなり低く設定されています。
 そのため、前日13時までの予約制で大館駅前の店舗のみの販売です。但し、予約は1個から可能で、他の駅弁と同様に大館駅に限り予約すると列車の乗車口デッキまで持ってきてくれます。
 最近は、「輸送」「委託製造」が発達して、その土地に行かなくても数多くの駅弁を手に入れることが出来る中、大館に行かないと手に入らない稀少な駅弁の一つです。


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