旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション60 「神戸のステーキ弁当」(新神戸駅)

2022-01-07 11:10:00 | 駅弁コレクション
【神戸のステーキ弁当】(新神戸駅)
                            2022.1.7投稿

2007年(平成19年)10月28日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,200円
                       [製造元](株)淡路屋

 おしゃれなレストランのイラストが描かれてあるパッケージ(箱)で、駅弁マークがなければテイクアウトお弁当にも見えます。


 キノコピラフの上に、甘辛いタレの付いたステーキ、フライドポテト、インゲン、人参、トウモロコシ、胡瓜のピクルスが載っています。




 冷めても美味しくいただけるのが、駅弁の最も大事なところだと思っています。
 評価の分かれる駅弁だと思いますが、及第点は付けることが出来ると思います。

 製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
 駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
 かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたが、2020年(令和2年)3月現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・芦屋駅のみとなっています。
 現在、この駅弁が販売されているかは確認できませんが、淡路屋のホームページには『神戸のあっちっちステーキ弁当』(1,350円)が「牛の一枚肉をキノコ御飯の上に。蒸気の力で脂肪が溶け出したステーキは、より柔らかく、うまさ抜群です。」と紹介されています。




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