旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション88 「女将のおもてなし弁当 宮城・秋保温泉編」(仙台駅)

2022-02-07 12:24:36 | 駅弁コレクション
【女将のおもてなし弁当 宮城・秋保温泉編】(仙台駅)
                            2022.2.7投稿

2008年(平成20年)12月25日 仙台駅で購入 価格1,100円
           [製造元](株)日本レストランエンタープライズ

 不織布の風呂敷に包まれていて、掛紙やパッケージがありません。


 黒色の容器の上にお箸などと共に、栞が添えられています。


 栞を開くと観光案内が載っています。


 栞にはお品書きも書いてあります。


 左上から、茄子味噌田楽・煮物盛り合わせ(高野豆腐・筍・花人参)・笹かまと山菜のお浸し・舞茸とシシトウの天ぷら・牛たん塩焼き・鰊菜の花和え・地養鶏の照り焼き・抹茶わらび餅・海鮮茶巾(白ごま入りの酢飯の上にイクラ醤油漬け・味付きカニのほぐし身・エビ煮・蒸しウニ・れんこん・花びら百合根が載っています。)




 2008年(平成20年)10月から12月まで開催の「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」企画の一環として、秋保温泉の旅館の女将さん方監修のもと開発し、2007年(平成19年)12月から4か月間の期間限定駅弁として発売したものです。
 旅館で提供されるような少量多品種の会席風に仕上がっていて、質の高い美味しい御弁当です。
 期間限定の駅弁のためか、風呂敷包みで掛紙はありませんでした。
しかし、販売当初からの人気で販売期間が延長となり、2010年(平成22年)1月には、京王百貨店新宿店での『第45回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』で、各日500食限定の実演販売も行われました。
 この頃には、風呂敷包みから掛紙がかかった駅弁スタイルになっています。


 この駅弁は、「日本レストランエンタプライズ(NRE)」としての駅弁製造を撤退する頃まで販売されていたようですが、現在は終売となっているようです。

 製造元の「日本レストランエンタプライズ(NRE)」は、かつての日本食堂を前身とし、現在はJR東日本クロスステーションとなっていますが、駅弁事業は「(株)日本ばし大増」が製造・販売を行っています。


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