平成29年8月6日。最終日となりました。
昨日に引き続き大船渡線BRTに乗り、終点の盛駅で三陸鉄道南リアス線に乗り換えます。
まずは朝食。
バス停まで、ホテルの車で送って頂きました。
大船渡線BRT 盛行に乗ります
始発 陸前矢作07:33発
高田高校前 07:52着 07:52発
高田病院 08:04着 08:04発
岩手県立高田病院は仮設です。現在新しい中心地に新築工事が進んでいます。
「たかたのゆめ」は陸前高田市が2013年(平成25年)から販売する独自ブランド米です。泊まったホテルでも使っていました。
脇ノ沢 08:08着 08:08発
小友駅手前から、BRT専用道路に入ります。
小友 08:16着 08:16発
鉄道時代の小友駅は、相対式ホーム2面2線の駅でしたが、今はその面影はほとんどありません。元のホームの跡が少し残っているだけです。
専用道路の踏切の遮断棹は専用道路側に付いていて、バスが接近すると開きます。
道路の幅ぎりぎりのトンネルも通ります。
陸前高田を出て初めて見える海が門之浜湾です。
鉄道時代のキロポストもそのまま残っています。
碁石海岸口 08:20着 08:20発
専用道路は1車線相互通行、列車の「単線」に当たるので、すれ違いは駅で行うことが原則です。
但し、駅と駅との間にはすれ違える場所もあり、そこでは信号に従って進みます。
細浦 08:23着 08:23発
大船渡湾が見えてくると市街地に入ります。
下船渡 08:28着 08:28発
大船渡魚市場前 08:31着 08:31発
ここはBRTになってから、新に作られた駅です。
大船渡 08:34着 08:34発
右に、三陸鉄道南リアス線が走るようになると間もなく盛駅です。
盛 08:38着
盛駅もBRTと南リアス線が同じホームで乗り継げるようになっています。
盛駅には貨物専用の岩手開発鉄道の日頃市線と赤崎線が乗り入れています。
ただし日頃市線は1992年(平成4年)まで旅客営業を行っていました。その名残が今でも取り壊されずに残っています。
三陸鉄道南リアス線 普通 釜石行
南リアス線は岩手県大船渡市の盛駅と釜石市の釜石駅を結ぶ三陸鉄道の鉄道路線です。もとは、赤字路線として廃止対象の盛駅・吉浜駅間の盛線と日本鉄道建設公団が建設を中断していた吉浜駅・釜石駅間を第三セクターの三陸鉄道が引き受け、中断区間の工事も再開し、1984年(昭和59年)全通して開業しています。
三陸海岸沿いを走っていますが、ほとんどの区間をトンネルが占めるため、海が見える箇所は駅の近くなどに限られています。
2014年(平成26年)南リアス線用としてクウェートからの復興支援を受け新造されたレトロ車両での運行です。
三陸鉄道の有人駅では、硬券の乗車券も販売しています。
盛 09:13発
三陸鉄道の駅には愛称が付いています。大船渡市の花であるツバキに由来する「椿の里」という愛称がついています。
大船渡湾に注ぐ盛川を渡ります。
陸前赤崎駅周辺では、今も嵩上げ工事が行われています。
陸前赤崎 09:17着 09:18発
愛称は「貝塚めぐり」。駅周辺には大洞貝塚など多くの貝塚が残されています。
陸前赤崎駅も津波の被害を受け、以前より釜石駅方面に移転しています。
トンネルが長いため、トンネルを抜けるとご覧の通り窓ガラスが曇ってしまいます。
綾里 09:24着 09:25発
愛称は「綾姫の里」。この地に機織りを伝えた綾姫の伝説が由来です。
駅の前後にトンネルがあるためこんな具合です。
恋し浜 09:29着 09:32発
愛称は「愛の磯辺」。
1985年(昭和60年)10月に小石浜駅(こいしはまえき)として新設されましたが、2009年(平成21年)7月に地元の小石浜地区で直販されているホタテブランド「恋し浜」にちなんで駅名を変更ました。改称以降、駅待合室にホタテ貝を絵馬として吊るす「ホタテ貝の絵馬掛け」が行われたり、2010年(平成22年)には観光案内看板の枠を活用して「幸せの鐘」が設置され、この「幸せの鐘」にはバラの新品種「恋し浜」・きらめく星・翼をもつ天使をモチーフとしたステンレス製の透かし彫りがあしらわれています。
それまでは78段の階段のみだったのが、2014年(平成26年)には屋根付きのスロープが設置されました。
駅前というか駅の下には「恋し浜ホタテデッキ」。
店内では三鉄グッズや恋し浜ホタテの貝殻を使ったストラップなどの恋し浜グッズが販売されています。
デッキでは、予約するとホタテをバーベキューにして食べることができるそうです。
しかし、簡易的な建物のため電気や水道といったインフラの整備が十分とは言えなく、今回クラウドファンディングで資金を調達し、「恋し浜ホタテデッキ」の近くに、インフラが整備され冷暖房を完備した「ギャラリー併設型 恋し浜ホタテデッキ食堂」を作っている最中です。
甫嶺 09:35着 09:35発
愛称は「金のしずく」。駅西側にある今出山が、かつて金山として知られていたことに由来します。
防潮堤の工事がまだまだ続いています。
三陸 09:39着 09:42発
愛称は「科学の光」。1971年(昭和46年)から2007年(平成19年)まで、三陸大気球観測所があったことと、震災前まで北里大学海洋生命科学部三陸キャンパスがあったことに由来します。
ホームには「さんてつくん」七夕飾りがありました。
吉浜 09:47着 09:47発
愛称は「キッピンあわびの海」。古くから高級食材として知られる吉浜特産のアワビ、「吉浜(きっぴん)鮑」に由来します。
唐丹 09:54着 09:55発
愛称は「鮭のふるさと」。駅近くの片岸川に、多くのサケが遡上してくることに由来します。
平田 10:01着 10:01発
愛称は「漁火大観音」。駅から釜石大観音を望むことができることに由来します。
残念ながら見えません。
甲子川を渡ると釜石駅に着きます。
釜石 10:06着
愛称は釜石を象徴する「鉄と魚のまち」。
釜石駅には三陸鉄道南リアス線のほか、JR山田線と釜石線が乗り入れています。
今日は釜石線の「SL銀河」の運転日。
駅の向には「鉄のまち」を象徴する「新日鐵住金釜石製鐵所」があります。
2019年(平成31年)には、ラグビーワールドカップも開催されます。
釜石駅からは、宮古駅に向かいます。
つづく
昨日に引き続き大船渡線BRTに乗り、終点の盛駅で三陸鉄道南リアス線に乗り換えます。
まずは朝食。
バス停まで、ホテルの車で送って頂きました。
大船渡線BRT 盛行に乗ります
始発 陸前矢作07:33発
高田高校前 07:52着 07:52発
高田病院 08:04着 08:04発
岩手県立高田病院は仮設です。現在新しい中心地に新築工事が進んでいます。
「たかたのゆめ」は陸前高田市が2013年(平成25年)から販売する独自ブランド米です。泊まったホテルでも使っていました。
脇ノ沢 08:08着 08:08発
小友駅手前から、BRT専用道路に入ります。
小友 08:16着 08:16発
鉄道時代の小友駅は、相対式ホーム2面2線の駅でしたが、今はその面影はほとんどありません。元のホームの跡が少し残っているだけです。
専用道路の踏切の遮断棹は専用道路側に付いていて、バスが接近すると開きます。
道路の幅ぎりぎりのトンネルも通ります。
陸前高田を出て初めて見える海が門之浜湾です。
鉄道時代のキロポストもそのまま残っています。
碁石海岸口 08:20着 08:20発
専用道路は1車線相互通行、列車の「単線」に当たるので、すれ違いは駅で行うことが原則です。
但し、駅と駅との間にはすれ違える場所もあり、そこでは信号に従って進みます。
細浦 08:23着 08:23発
大船渡湾が見えてくると市街地に入ります。
下船渡 08:28着 08:28発
大船渡魚市場前 08:31着 08:31発
ここはBRTになってから、新に作られた駅です。
大船渡 08:34着 08:34発
右に、三陸鉄道南リアス線が走るようになると間もなく盛駅です。
盛 08:38着
盛駅もBRTと南リアス線が同じホームで乗り継げるようになっています。
盛駅には貨物専用の岩手開発鉄道の日頃市線と赤崎線が乗り入れています。
ただし日頃市線は1992年(平成4年)まで旅客営業を行っていました。その名残が今でも取り壊されずに残っています。
三陸鉄道南リアス線 普通 釜石行
南リアス線は岩手県大船渡市の盛駅と釜石市の釜石駅を結ぶ三陸鉄道の鉄道路線です。もとは、赤字路線として廃止対象の盛駅・吉浜駅間の盛線と日本鉄道建設公団が建設を中断していた吉浜駅・釜石駅間を第三セクターの三陸鉄道が引き受け、中断区間の工事も再開し、1984年(昭和59年)全通して開業しています。
三陸海岸沿いを走っていますが、ほとんどの区間をトンネルが占めるため、海が見える箇所は駅の近くなどに限られています。
2014年(平成26年)南リアス線用としてクウェートからの復興支援を受け新造されたレトロ車両での運行です。
三陸鉄道の有人駅では、硬券の乗車券も販売しています。
盛 09:13発
三陸鉄道の駅には愛称が付いています。大船渡市の花であるツバキに由来する「椿の里」という愛称がついています。
大船渡湾に注ぐ盛川を渡ります。
陸前赤崎駅周辺では、今も嵩上げ工事が行われています。
陸前赤崎 09:17着 09:18発
愛称は「貝塚めぐり」。駅周辺には大洞貝塚など多くの貝塚が残されています。
陸前赤崎駅も津波の被害を受け、以前より釜石駅方面に移転しています。
トンネルが長いため、トンネルを抜けるとご覧の通り窓ガラスが曇ってしまいます。
綾里 09:24着 09:25発
愛称は「綾姫の里」。この地に機織りを伝えた綾姫の伝説が由来です。
駅の前後にトンネルがあるためこんな具合です。
恋し浜 09:29着 09:32発
愛称は「愛の磯辺」。
1985年(昭和60年)10月に小石浜駅(こいしはまえき)として新設されましたが、2009年(平成21年)7月に地元の小石浜地区で直販されているホタテブランド「恋し浜」にちなんで駅名を変更ました。改称以降、駅待合室にホタテ貝を絵馬として吊るす「ホタテ貝の絵馬掛け」が行われたり、2010年(平成22年)には観光案内看板の枠を活用して「幸せの鐘」が設置され、この「幸せの鐘」にはバラの新品種「恋し浜」・きらめく星・翼をもつ天使をモチーフとしたステンレス製の透かし彫りがあしらわれています。
それまでは78段の階段のみだったのが、2014年(平成26年)には屋根付きのスロープが設置されました。
駅前というか駅の下には「恋し浜ホタテデッキ」。
店内では三鉄グッズや恋し浜ホタテの貝殻を使ったストラップなどの恋し浜グッズが販売されています。
デッキでは、予約するとホタテをバーベキューにして食べることができるそうです。
しかし、簡易的な建物のため電気や水道といったインフラの整備が十分とは言えなく、今回クラウドファンディングで資金を調達し、「恋し浜ホタテデッキ」の近くに、インフラが整備され冷暖房を完備した「ギャラリー併設型 恋し浜ホタテデッキ食堂」を作っている最中です。
甫嶺 09:35着 09:35発
愛称は「金のしずく」。駅西側にある今出山が、かつて金山として知られていたことに由来します。
防潮堤の工事がまだまだ続いています。
三陸 09:39着 09:42発
愛称は「科学の光」。1971年(昭和46年)から2007年(平成19年)まで、三陸大気球観測所があったことと、震災前まで北里大学海洋生命科学部三陸キャンパスがあったことに由来します。
ホームには「さんてつくん」七夕飾りがありました。
吉浜 09:47着 09:47発
愛称は「キッピンあわびの海」。古くから高級食材として知られる吉浜特産のアワビ、「吉浜(きっぴん)鮑」に由来します。
唐丹 09:54着 09:55発
愛称は「鮭のふるさと」。駅近くの片岸川に、多くのサケが遡上してくることに由来します。
平田 10:01着 10:01発
愛称は「漁火大観音」。駅から釜石大観音を望むことができることに由来します。
残念ながら見えません。
甲子川を渡ると釜石駅に着きます。
釜石 10:06着
愛称は釜石を象徴する「鉄と魚のまち」。
釜石駅には三陸鉄道南リアス線のほか、JR山田線と釜石線が乗り入れています。
今日は釜石線の「SL銀河」の運転日。
駅の向には「鉄のまち」を象徴する「新日鐵住金釜石製鐵所」があります。
2019年(平成31年)には、ラグビーワールドカップも開催されます。
釜石駅からは、宮古駅に向かいます。
つづく
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