W氏所有のC1500EXT車検です。
入庫いただきましたら1気筒死んでいるようで、完調ではありません。
入庫時、サービスエンジンスーンのランプはついていませんが診断機をつなぐと5番シリンダーがミスファイヤーを起こしているようです。
ミスファイヤーといっても色々原因が考えられ、なにもプラグが火を飛ばしてないだけではありません。
きちんとした圧縮圧、きちんとした燃圧、きちんとした点火が行われないとミスファイヤーは起こりえます。
まずは5番のプラグを抜いてスパークの確認をすると火はきちんと飛んでいるようです。
エンジン自体の状態を確認するため圧縮を計ってみます。
8気筒とも基準値以上あり各気筒のばらつきも少なく大丈夫なようです。
燃圧も正常値あり、ポンプ自体も大丈夫なようです。
しばらくエンジンをかけておいても5番のプラグがかぶりませんので5番のインジェクターを疑い、交換します。
ヴォーテックエンジンはインマニの中にインジェクターがいますのでマニホールドをはずします。
5番だけの交換も可能なのですが、このインジェクターは対策品が出ていて不具合の元になりますのでアッセンブリーで交換します。
対策内容はノズルにスラッジ対策のカバーが付くのと、インジェクターの位置がインテークポート側に移動していることです。
右が今までのもの、左が対策品ですが対策品はインジェクターのカプラーが先端についています。
元通り組付けてエンジン始動するとばっちりです。
クーラントのリザーバータンクも水が減ってるようなので確認します。
ラジエターに加圧して漏れ箇所を特定します。
バイパスホースに少しの漏れがありますのでホースバンドを増し締めして部品を注文、入荷後にもう一度お預かりすることとなりました。
年内車検もあと少し。
頑張ります。
入庫いただきましたら1気筒死んでいるようで、完調ではありません。
入庫時、サービスエンジンスーンのランプはついていませんが診断機をつなぐと5番シリンダーがミスファイヤーを起こしているようです。
ミスファイヤーといっても色々原因が考えられ、なにもプラグが火を飛ばしてないだけではありません。
きちんとした圧縮圧、きちんとした燃圧、きちんとした点火が行われないとミスファイヤーは起こりえます。
まずは5番のプラグを抜いてスパークの確認をすると火はきちんと飛んでいるようです。
エンジン自体の状態を確認するため圧縮を計ってみます。
8気筒とも基準値以上あり各気筒のばらつきも少なく大丈夫なようです。
燃圧も正常値あり、ポンプ自体も大丈夫なようです。
しばらくエンジンをかけておいても5番のプラグがかぶりませんので5番のインジェクターを疑い、交換します。
ヴォーテックエンジンはインマニの中にインジェクターがいますのでマニホールドをはずします。
5番だけの交換も可能なのですが、このインジェクターは対策品が出ていて不具合の元になりますのでアッセンブリーで交換します。
対策内容はノズルにスラッジ対策のカバーが付くのと、インジェクターの位置がインテークポート側に移動していることです。
右が今までのもの、左が対策品ですが対策品はインジェクターのカプラーが先端についています。
元通り組付けてエンジン始動するとばっちりです。
クーラントのリザーバータンクも水が減ってるようなので確認します。
ラジエターに加圧して漏れ箇所を特定します。
バイパスホースに少しの漏れがありますのでホースバンドを増し締めして部品を注文、入荷後にもう一度お預かりすることとなりました。
年内車検もあと少し。
頑張ります。