Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

タホ 整備します。

2019-11-26 22:39:19 | 日記
マスタング、C10も終わり次の作業です。

まずはUさま車検です。



走行もまだ少なく、オイル交換やブレーキフルードの交換と各部確認調整で済ませます。


続きましてS様所有の98年タホ、依頼事項の修理をしていきます。



数か月前に他店購入車ですが、出先でセルが回らなくなってしまいました。

とりあえず当方に入庫いただき確認するも症状が出ません。

バッテリーも問題なしですがセルが回らなくなったとき、車の下にもぐってセルモーターを叩きエンジンがかかったとのことですのでオーナー様に了承いただきセルモーターを交換します。

ACデルコのセルモーターはダイレクトドライブとリダクションタイプの2種類があります。



ダイレクトドライブはその名の通り直にリングギアをモーターが回すのですがリダクションタイプはトランスミッションのように減速ギアを間に挟んでモーターの回転を減速させて強い力で回せるようにしています。

リダクション式の利点はモーター自体が小さくできることです。



↑左がリダクション式、右がダイレクトドライブ。どちらもGM350エンジン用です。

だいぶ大きさが違います。

デメリットは少し高価(3000円くらい)なことです。

以前はリダクション式は強度が足りず壊れるとか言われてましたが最近のものは大丈夫だと思います。

今後ヘッダースを入れたいとかお考えの方はデルコのリダクション式がおすすめです。


入庫いただいたついでにその他の依頼事項もやらせていただきます。

まずはヒーターの効きが悪いとの事でサーモスタットを確認交換させていただき、ヒーターコアの内部を洗浄します。

状態はそんなに悪くありません。



少し錆がありますので、錆が見えなくなるまで洗います。



クーラントを抜いたついでにエンジンブロックの内部も洗浄します。

エンジンブロック左右に水抜きがありますのでそこからホースで中を洗います。



右側はノックセンサー(中央の丸い部品)は外し、左側はボルトを外して洗います。

ここは大抵のエンジンが錆びだらけになっています。

溜まるんでしょうね。



錆水がたくさん出てきます。

ヒーターバルブのバキュームホースもクタクタなので交換します。



次はマフラー交換です!
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マスタング C10とクラッシッ... | トップ | タホマフラー交換など! »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事