四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

相模原市民混声合唱団 第24回演奏会

2017-07-16 16:55:00 | 音楽
昨日、相模原市緑区橋本の「杜のホールはしもと」で開催されました。

♫ J.S.Bachのモテット"Jes, meine Freude"(BWV227)
1ステは前回に引き続いてのBach合唱曲となり、今回は10名編成の弦楽アンサンブルSAGAMI伴奏での演奏という新しい取り組み、とても良かったと思います。

♫ ジョン・ラター編曲のイギリス民謡集「タイムの小枝」より
このステージは団員の市川氏指揮、中西氏ピアノ伴奏による演奏です。
心あたたまる曲の数々、美しいハーモニーを楽しめました。どこか懐かしい気分を味わいました。

♫ 歌い継ぎたい歌
岩本先生指揮ならではのノリノリの演奏(おもちゃのチャチャチャなど)のほか、中国民謡の「草原情歌」ではピアニスト編曲・伴奏、チェロ伴奏バージョンで美しい演奏に魅せられました。



♫ 混声合唱曲集「ぶどう摘み」弦楽アンサンブル版初演
変化に富んだ美しい曲が続き、アンサンブル版の演奏が見事に出来上がっていたと思います。作曲の新実徳英氏も会場に見え、盛大な拍手が沸き起こりフィナーレとなりました。

僕にとっては故郷のような存在の市民混声。今回は素晴らしい選曲でしたね。そして新しい試みが多く取り入れられ、新しい団員も増えとても良い雰囲気に包まれていました。これからますます楽しみです。演奏会のご成功おめでとうございます!

グループ多摩虫創立40周年記念祝賀会

2017-03-13 15:13:00 | 音楽
3月12日

「グループ多摩虫」の創立40周年記念祝賀会に参加しました。

グループ多摩虫は1977年に八王子と吉祥寺の蝶愛好家8名が相談してスタートさせたとのこと。一時は会員が極端に少なくなる厳しい時期もあったが、懸命な努力により会員が増え今日を迎えたことも紹介されました。
数年前から会員による小学生向けの昆虫採集の行事など熱心な次世代育成事業が行われ、今年は昨年よりも7名も会員増になったとのことです。

特別講演は、日本アンリ・ファーブル会の奥本大三郎氏「日本人と虫」の講演があり、「虫愛づる姫君」よりもはるか昔から日本人は虫に関心を寄せており、銅鐸にもカマキリやトンボの絵が施されていると聞きました。虫とのかかわりにはずいぶん長い歴史が存在するんですね。





祝賀会では、この会のメンバーが主催する行事やライブに喜んで参加してくれているシンガー・ソングライターのLuukaさんのライブも行われました。
おっと、Luukaさんはグループ多摩虫の正式なメンバーだったんですね。初めて気が付きました。








最後は、大勢の歌好きの仲間に囲まれてLuukaさん自作曲「瑠璃色」の歌が熱唱されました。


小笠原優子コンサート

2017-02-02 11:01:00 | 音楽
1月31日

渋谷伝承ホールに小笠原優子コンサートを聴きに行きました。

    小笠原優子コンサート 歌の旅シリーズ vol.2
    初春響和
    歌とピアノと津軽三味線


小笠原優子はBS日テレのBS日本・こころの歌(毎週月曜21時)に出演する
FORESTAのメンバーです。




青森の出身ということで、今回はピアノの八木美恵子のほかに若い津軽三味線デュオ(輝&輝 KiKI)の伴奏も加えて、Ⅰ部では「早春賦」「冬の童謡メドレー」
「ペチカ」「月の砂漠」「雪が降る」などを歌いました。
雪の降るふるさとの思い出を語りながらの童謡メドレー
   おおさむこさむ~たきび~冬景色~雪の降る街を~
が心にしみました。

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2部では
津軽三味線演奏の「津軽じょんがら節」から始まり、「八戸小唄」「帰って来いよ」、沖縄の「島人の宝」「津軽のふるさと」とピアノ、三味線伴奏の歌が続きました。やはり「八戸小唄」がふるさとへの思いが込められていて良かったですね!

「南部俵積み唄」では、自宅においてあるという赤い角スコップを4つも会場に持ってきて何をするのかと思ったら、三味線に合わせてどこかで見た記憶のあるスコップ三味線。。。
会場から4名が小笠原さんのリクエストに応じて舞台に上がり、栓抜きをバチ代わりにして叩き、我々も掛け声を担当。自分で歌いながら三味線・スコップ三味線・ピアノ・お客様を小笠原さんが上手に取り仕切り楽しい一コマとなりました。

今回はこのような郷土色にあふれた企画で、普段BS日本・こころの歌で聴くのとは一味も二味も違う歌の世界が広がり良かった。

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最後の挨拶では、「ここからは皆さんのお顔を見ることができるのですが、一人ひとりと向かい合ってお話しできないのが残念です」と語りながら
♪目と目で伝えたい ありがとう。。。
と自分の気持ちを込めた自身の詩・ピアノの八木美恵子作曲のオリジナル曲を披露してくれました。「まだこの曲にはタイトルはないのです」というので、アンケートにはタイトル案を認めておきました。

また新しいコンサートを企画したいとのこと、大いに期待したいと思います。




Anything Goes 初の単独ライブ

2016-12-04 10:21:00 | 音楽
11月26日

Anything Goes リーダーTM君からの「我々古希を迎える年、何か記念になることをしたいと思い、未熟ではありますが“Anything Goes”単独のLiveを企画しました」との案内に応じて、お互いに50年振りの仲間も含めて大勢のお客様が赤坂の会場に集まりました。



Anything Goesの演奏風景(1)

左よりBlues Harp(SM君)、Guitar&Vocal(KS君)、Bass&Vocal (TM君:リーダー)、、Drums&Vocal (MK君)、Lead Guitar (TT君:Markeysのメンバー)、Key Board (NA君)の6人編成です。


第1ステージは、グループサウンズの「想い出の渚」から始まり、二人の声がよくハモったEvery Brothersの「Bye Bye love」などアメリカンポップス、長渕剛の「しあわせになろうよ」などが歌われました。

第2ステージは、やはりグループサウンズの「ブルーシャトー」「君に会いたい」から始まりました。この辺りの曲は、Anything Goesの最も得意とするところで、聴いていると青春時代が蘇るようでした。

ここで少し紹介すると、リードギターのTT君は、曲名を聞けばすぐに弾ける達人だし、ドラムのMK君は、すべての楽曲のテンポを即座に決められる才能の持ち主。ベースのTM君は、弾きながら全体に気配りする主のような存在です(今回もMCを担当)。

Oldiesの歌の続く中、高校同期のHA君がゲスト出演してジャズのスタンダードナンバー「I Can't Give You Anything But Love」を穏やかに丁寧に歌い、本格的な歌唱だと感心しました。ギター・ベース・ドラムの伴奏はジャズテイストに様変わり。どんなジャンルにも対応できるバンドといえそうです。



Anything Goesの演奏風景(2)


第3ステージ
「House of the Rising Sun」
KS君が「これが限界か」と思わせるような高い声を張り上げ、演奏後に拍手と共に会場から「血圧は大丈夫か!?」との労いの声が上がりました。「隣に脳外科の先生(SM君)がいるから大丈夫だよ」と応答があり、気心の知れた仲間のライブならではの雰囲気に包まれました。

「Route 66」
NA君が結構長めで難しいピアノのイントロを弾きこなし、TM君とKS君のボーカルに引き継がれ、メンバーのそれぞれが持ち味を発揮した熱演となりました。随所にピアノが入るこの曲は、「1年をかけてピアノの練習を積んだ賜物。大したものです」とTM君が紹介し、大きな拍手が起こりました。

「Red River Valley」
SM君がイントロと歌を披露。ブルース・ハープ(ハーモニカの1種)の哀愁を帯びたイントロの後、こぶしを振り上げアップテンポでの歌になりました。観客に笑顔を向けての力強い歌声が印象に残りました。

高校同期のTA君もゲスト出演。「自分でMCも歌もやります」と登場し「高校時代に僕にも苦い経験があったんですよ。その話を友人のポールに話したら、彼はすぐさま曲を書き上げてくれました。その曲を歌います」とジョークも交え、The
Beatlesの「Yesterday」を切々と歌ってくれました。



アミさんとの共演風景


終盤になり、MK君がリーダーの“Markeys”のメインボーカル アミさんがゲスト出演しました。コニー・フランシスの「ボーイ・ハント(Where the Boys Are)」「カラーに口紅(Lip Stick on Your Caller)」のノリノリの歌と踊りで、お客様はもちろんのことベースを弾くTM君の顔も思わず笑顔です(↑)。

アンコールでもアミさんが再登場。「Johnny B. Goode」「Rock Around the Clock」をメドレーで歌い、踊る人も出てきて大いに盛り上がる中、幕となりました。

     Anything Goes の皆さま
        単独ライブのご成功おめでとうございます!



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僕も第1ステージでゲスト出演し、カントリーの「Take me Home, Country Roads」を歌いました。本番では思うようには歌えませんでしたが、Anything Goesの仲間には月2回の練習の輪の中にも入れていただきとても良い経験になりました。お世話になり有難うございました。



フォレスタ ポップスコンサート

2016-10-14 10:41:00 | 音楽
10月13日

毎週月曜 21:00~21:54放送の「 BS日本 こころの歌 」で美しい日本の言葉、美しい旋律をお茶の間に届けてくれる音大出身のコーラスグループ"フォレスタ”のポップスコンサートがあり、聴きに行きました。
いつもピアノ伴奏による抒情的な美しい演奏で我々を魅了してくれますが、今回は初めてビッグ・バンド※1の「三原綱木とザ・ニューブリード」との共演です。



写真左より 
内海万里子、上沼純子、白石佐和子、中安千晶、小笠原優子、吉田静
澤田薫、榛葉樹人、横山慎吾、塩入功司、今井俊輔、川村章仁、大野隆

小笠原優子は出演なしの予定でしたが出演、ファンとしては嬉しく思いました。4歳の娘さんと一緒にお馬さんに乗る約束をしているそうです。川村章仁は出演なし。

1ステ(ザ・ニューブリードとの共演)
まつり、黒い花びら、誰よりも君を愛す(女性コーラスでした)、イヨマンテの夜、石狩挽歌、星のフラメンコ、ふりむかないで、三百六十五歩のマーチ

中でも、女声6人が左右に分かれて歌ったザ・ピーナッツの"ふりむかないで"が良かったですね。青春時代を思い出させてくれました。

2ステ(いつものピアノ伴奏)
陽はまた昇る、愛の讃歌、ヴォラ-レ、桃色吐息、愛のフィナーレ
ここでも、女声6名による"桃色吐息"が高橋真梨子のオリジナルとは違う雰囲気で印象に残りました。

3ステ(ザ・ニューブリードとの共演)
冒頭、"Sing Sing Sing"の演奏とともにザ・ニューブリードの紹介がありました。
そして、中央にエレキ・ギターを持って三原綱木が登場し、男声メンバーと一緒に"ブルー・シャトウ"の熱演となりました。エレキのサウンドに触発されて男声陣の歌唱に力がみなぎっていました。
次に "真赤な太陽"。女声メンバーがエレキ・ギター、ザ・ニューブリード伴奏で普段見られないノリで、マイクを口に近づけ体を動かしての熱唱となりました。
以下混声合唱で、空に太陽がある限り、コーヒー・ルンバ、君はわが運命(P.Anka)、川の流れのように。
最後の "川の流れのように" は会場を包み込むようなスケールの大きな演奏になり、ソプラノが五線譜よりも上の最高音H(シ)をきれいに会場に届かせ、実力を発揮していました。

今回のビッグ・バンド "ザ・ニューブリード"との共演で大いなる刺激を受け、新しい境地を切り開いていってくれるような期待を感じました。


♪ ♪ ♪

※一般的なビッグ・バンドの編成
(ホーンセクション)
トランペット(4名)
トロンボーン(3名) バストロンボーン(1名)
アルトサックス(2名)  テナーサックス(2名) バリトンサックス(1名)

(リズムセクション)
ドラム(1名) ベース(1名) ギター(1名) ピアノ(1名)

ほぼ同様の編成でした。

<関連サイト>

フォレスタ

BS日本 こころの歌