四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

相模原公園の早咲きのサクラ

2024-03-11 16:33:59 | 相模原・県央

3月11日

神奈川県立相模原公園のイベント広場を取り囲むように、早咲きのサクラが植栽されています。

カンヒザクラ(寒緋桜)↓

カンヒザクラ(寒緋桜)には、メジロが数頭、吸蜜に来ていました。

タマナワザクラ(玉縄桜)↓

ソメイヨシノから作出された品種ですが、すでに満開を迎えていました。

2,3頭のセイヨウミツバチが吸蜜していました。

ハルメキザクラ

まだ三分咲きくらいの状態でした。

駐車場のオカメザクラ並木は、満開でした。

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キタテハの求愛 & ヒメアカタテハの行動

2023-03-10 16:30:17 | 相模原・県央

3月9日

近くの森の明るい林縁では、キタテハが活発に活動していました。

そのうち2頭がサザンカ葉上に着地し求愛行動が見られました。

左は秋型♂でしたが、右は秋型♀の色調ではなく黄褐色を呈していました。もしかして越冬した去年の夏型♀なのでしょうか。

 

その後、♂は諦めて飛び去りました。

小型のヒメアカタテハも現れ、乾いた土に休止し、口吻を伸ばしていました。
乾いた土からミネラル摂取できるのでしょうか。

その後、ヒメオドリコソウに訪花しました。
後翅の黒い斑紋のひとつずつに小さい点が密集していました。 珍しような気がします。

 

 

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キタテハの異常型  2023.3.9

2023-03-10 13:52:18 | 相模原・県央
 
近くの森の林縁でキタテハの異常型が見られました。
 
 
翅表の全体が淡い色調で、前翅の中ほどから外側の部分が広く白色化しており、後翅の下の方も帯状に白色になっていました。今頃見られるキタテハは通常、越冬明けの秋型と思われます。
 
 
これは、同じ森で2018年9月16日に撮影した正常なキタテハ秋型の♂です。
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オニユリとクロアゲハ

2022-07-27 17:00:27 | 相模原・県央
月19日にギックリ腰になり、しばらく外出できませんでしたが、ようやく楽になり、10時頃に近くの森に出かけました。
前回ダイミョウセセリが吸蜜していたユリにはムカゴがあったためコオニユリではなくオニユリでした(訂正します)。
オニユリ ムカゴがある
 
花被にある細長い管状部(蜜溝)の入り口付近に〇をつけて示しました。黒い紋がV字状になっており蝶はこの蜜標を頼りに吸蜜すると思われます。
オニユリの蜜溝の入り口付近 黒紋がV字状になっている(蜜標の一種か)
 
ちょうどクロアゲハ2頭が競うように花から花へと忙しなく飛び吸蜜していました。写真は蜜のある蜜溝入り口にストローを伸ばすクロアゲハ♂です。
蜜溝の入り口付近に口吻を伸ばすクロアゲハ♂ 翅裏には朱色の花粉が付着している
 
オニユリの中央付近に口吻を伸ばす例も見られました。
花の中心部付近に口吻を伸ばすクロアゲハ♂
 
ダイミョウセセリがハエドクソウの中心部にストローを伸ばして吸蜜していました。ダイミョウセセリのお陰でハエドクソウの小さい花にピントが合ってくれました。
ダイミョウセセリ ハエドクソウの花中心部に口吻を伸ばしている
 
ヤマユリへのコチャバネセセリ訪花は今年は見逃しましたが、アキノタムラソウへの訪花が観察できました。
コチャバネセセリとアキノタムラソウ
 
ベッコウハゴロモは見た目は地味ですが撮影すると美しいデザインですね。
ベッコウハゴロモ
 
アキノタムラソウやハエドクソウの咲いていた道路脇草地が2m位の幅で草刈りされてしまいました。野に咲く花をめざして蝶や蜂が吸蜜にやってくるこの貴重な林縁環境を、もっと大切にしてほしいものです。
 
 
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オニユリとダイミョウセセリ

2022-07-23 16:04:30 | 相模原・県央
7月17日 ダイミョウセセリが林縁に咲くオニユリを訪れ、吸蜜していました。
異なる場所で吸蜜しているようです。
 
(1)花内側の基部の蜜腺に口吻を入れている様子です。
 
2)花被片(花びらとガクが似ている場合にまとめて花被片という)の内側で吸蜜しています。
オニユリでは花被片の上面に毛でおおわれた溝があり(蜜溝)、溝の入り口は黒い紋がV字型になっています。蝶はこの部分を察知して吸蜜するようです。
 
(3)花被片の外側に止まっています。
花びらの外側には蜜のありかを示す黒い紋はありませんが、蜜源があるのでしょうか。
 
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