四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

初冬の谷戸風景

2013-12-25 16:56:00 | 南多摩
少し前ですが、初冬の丘陵地を散策しました。


丹沢連峰と富士山(12月12日 9:53)

朝起きてみると冷え込んで空が青かったので、多摩丘陵の尾根に登り、富士山を眺めやりました。遠望がきいて清々しい気分になれます。


トンボ池

薄氷が張っていました。分かりにくいですね。


トンボ池(2)

近寄っての撮影です。
朝の最低気温は、-0.4℃(八王子)でした。今年の12月は寒く、この頃から連日最低気温は氷点下になっています。町田の谷戸に温度計を置かせてもらっていますが、ほぼ八王子アメダスの気温と同じです。




マユミの果実

果皮が四つに裂けて、仮種皮に包まれた種子が4つ顔を出しています。
果皮の色は、上の写真のものがベージュ色、下の写真のものが紅色ですが、白いものもあるようです。つやつやした仮種皮を剥くと、中から白い種子が出てきます。
マユミの木は、材質が固くよくしなるので、弓に使われていました。


サザンカ

丘陵地に彩りを添えていました。


ベニシジミのペア

ここの南斜面の畔道は、いつもポカポカ陽気で、ベニシジミとヤマトシジミが遅くまで見られます。もうヤマトシジミはいなくなりましたが、新鮮なベニシジミのペアが交尾飛翔をし、畔道に下りました。すぐ近くにも食草のスイバがあるので、この辺で発生したのかもしれません。


ヒサカキ葉裏に隣り合うウラギンシジミ

手前の個体は、ここに新たにやって来ました。似たような場所を好むので、2,3頭が隣り合うのも時々見かけます。無事に新年を迎えてくれるでしょうか。
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