四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

ムラサキツバメとムラサキシジミ

2014-12-02 10:51:00 | 相模原公園・北公園
11月27日

前日の雨が上がって朝から晴れ、越冬ムラサキ兄弟観察の絶好の日和となりました。

公園のサザンカ植込みにムラサキツバメ♂が時々場所を替えて日光浴。ここは緩やかな谷地形にあるので風が遮られ暖かく、いち早く飛来していました。紫色の出にくく色々角度を変えて撮影しましたが、この角度が一番紫色に見えました。


1.ムラサキツバメ♂(9:50)

日光浴を切り上げてサザンカの花の縁に止まり、花の内側に歩いて行き、ついには花弁とオシベの間の狭い空間に体を斜めにして潜り込み、蜜源を求めて口吻を動かしていました(写真2~4)。



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移動して、林縁のツバキのところに移動すると、ウラギンシジミ♀が1頭、ツバキの日当りの良い場所で左右場所を変えて日光浴。11時頃には葉裏に隠れました。


5.ウラギンシジミ♀#1(10:22)

ツバキの東側をあちこち移動するウラギンシジミ♀は、葉裏に静止中の個体の後ろ側に入ろうと何度も試みては諦めて、その葉上で日光浴したりしていました。
個体の存在に反応して同じ所に来るのか、同じような場所を好むのでバッティングするのか。時々そういう場面に何度か遭遇していますが、興味深い行動です。


6.静止中のウラギンシジミに接近したウラギンシジミ♀#2(10:50)

このウラギンシジミ♀がムラサキシジミ♂と近づくシーンも。


7.ウラギンシジミ♀#2とムラサキシジミ♂

ムラサキシジミも10時20分頃から現れました。撮影した写真をチェックすると、別個体(3♂5♀)が次々に現れて日光浴しまたどこかの休眠場所に戻っていくように感じました。日光浴は11時~11時40分頃に集中していたようでした。


8.ムラサキシジミ♀


9.ムラサキシジミ♀(別個体)


10.ムラサキシジミ♀(別個体)


11.ムラサキシジミ♂

ムラサキシジミが葉の間に隠れるところを目撃。2,30分静止していましたが、いつの間にかそこから飛び出していました。飛ぶところを追っていると、枯れ葉のある場所に反応して隠れようとするようでした。


12.ムラサキシジミの静止場所例

気温:10時:14℃、11時:15℃、12時:16℃
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