ブログ開設から1年が経ちました。今後とも、よろしくお願いします。
さて、きょうは「町田発・ゼロ・ウェイストの会」主催、新人議員と同会との懇談会に参加をしました。
「ゼロ・ウェイストの会」の活動の様子、町田市の動き、廃棄物減量等推進審議会での議論の中身などをはじめにお話をいただき、それぞれ議論を交わしあいました。
ゴミ問題は、日本中で起こっている問題であり、日常生活とは切っても切れない関係です。どうしたらゴミを減らすことができるのかを考える必要があります。
私は、ゴミ問題はまちづくりと一体の関係だと思っています。というのも、そこに住む人たちがみんなで力を合わせて「どういうまちづくりをしていくのか」を議論していくことを抜きにしてゴミだけをどうしていくのかを議論するのはむずかしいと思うのです。
もちろん、議論をしない方がいいということではなく、ゴミ問題を個別具体的に議論をしていくことは不可欠です。
日本は、大量生産、大量消費、大量廃棄というゴミをたくさん出すための仕組みになっています。出たゴミをどう処理するのかという発想ではなく、どうしたらゴミを出さないかということが議論の中心にならなければならないと思います。
それを考える上でも、国や自治体の責任と企業の責任はしっかりと明らかにしていく必要があると思います。
国が大きな焼却炉をつくるよう方針を出したことで、巨大な炉が各地にできました。炉が大きいということは、それだけゴミがないと炉の温度が下がってしまうということになるそうです。「ゴミ不足」という逆立ち現象が起こっているという話も聞きます。自治体でも「どうゴミを減らすのか」を住民と議論を交わしながら進めていくことが必要です。
また、企業の「拡大生産者責任」を明らかにしていく必要があります。ここをあいまいにしていては結局のところゴミは減らないということにつながっていくのではないでしょうか。
これは市民ととりくむときにも大事なことですが、個人や企業がとりくむことでお得になるような制度設計が必要ではないのかという風に思います。
きちんと数値目標を定め、それにむけてどうやったら達成できるのかをきちんと明らかにしていくことが求められます。
私も、ゴミ問題については勉強を始めたばかりですが、身近な問題なだけにみなさんと意見交換をしていきたいと思います。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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