本日は、町田商工会議所の賀詞交歓会に出席をさせていただきました。
各界の代表が集い、年頭のあいさつをおこなうのですが、私が注目をしているのはあいさつの中身。商工会議所の会頭のあいさつにつづき、市長、市議会議長、衆議院議員などがあいさつをおこなうのですが、今年のあいさつのキーワードを上げるとすれば「東日本大震災」「社会保障と税の一体改革」「エネルギー政策」などでしょうか。さらに、東日本大震災によって、「国や自治体のあり方が問われている」というあいさつも目立ちました。
きょうの賀詞交歓会の中でも、資本主義そのもののあり方についての言及もあり、貧困と格差をはじめその仕組みが問われている時代です。
日本共産党の綱領は最後の節で「21世紀の世界は、発達した資本主義諸国での経済的・政治的矛盾と人民の運動のなかからも、資本主義から離脱した国ぐにでの社会主義への独自の道を探究する努力のなかからも、政治的独立をかちとりながら資本主義の枠内では経済的発展の前途を開きえないでいるアジア・中東・アフリカ・ラテンアメリカの広範な国ぐにの人民の運動のなかからも、資本主義を乗り越えて新しい社会をめざす流れが成長し発展することを、大きな時代的特徴としている」と指摘をしていますが、資本主義という体制そのものが問われる時代が私たちの生きる時代だと思います。
「朝日新聞」(2011年11月23日)に共産党の志位委員長が登場をして、世界金融危機の性格を「金融危機と過剰生産恐慌の結合」だと指摘したことなどを踏まえて、なぜいまマルクスかを縦横に語っています。詳しくは、日本共産党の第4回中央委員会総会報告の5章まで。
時代認識をどうとらえているのか。そして、その時代を開く方途はどのようなものか。「科学の目」で時代をとらえることの重要性を実感しました。私も、いろいろなところであいさつをさせていただきますが、現状とともに展望を語っていきたいと思います。
↑朝日が昇る前の鶴川周辺
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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