19日、地域の方々と川崎市役所を訪ね、交通渋滞の解消について申し入れをおこない懇談をしました。この問題は、市議会の一般質問でも取り上げましたが、川崎市との連携が必要です。川崎市議会議員のかつまたみつえさんも同行してくださいました。
小田急線鶴川駅周辺の交通渋滞。一つは、都県道3号線(世田谷・町田線)の渋滞であり、もう一つは都県道139号線(真光寺・長津田線)の渋滞です。
特に、土日夕方に雨が降った時などは、鶴川駅東口交差点から鶴川団地方面に向かって長蛇の渋滞となり、武相荘を超えるところまで車がいることもしばしば。直進、左折、右折ともに身動きできない状態がつづくこともあります。
◆上麻生交差点の右折レーンの設置
世田谷・町田線(いわゆる「世田谷通り」「芝溝街道」)は、柿生駅付近から拡張を開始しています。渋滞発生のポイントは、上麻生交差点(鶴川から世田谷方面に向かい、県道12号線へ入るところ)の右折レーンがないことで、1台右折車がいると数珠つなぎのように渋滞は伸びていきます。
この右折レーンの設置は、柿生駅方面からすすめられている道路整備と一体でおこなわれる計画で、完成予定は2017年とされています。そこで、私たちが提案したのは、全体の道路整備はすすめていただきながら、上麻生の交差点については局所的に右折レーンの設置ができないかというものです。
東京都は「すいすいプラン」事業で、全体の道路整備とは別に、右折レーンの設置をおこない渋滞解消をすすめています。
これをモデルとして、局所的な改良についてできないかということを求めたところ、来年度からはじまる事業の中で、「渋滞が解消に向かう事業効果が出るようにしていきたい」とお話があり、まずは右折レーンからの設置を含めて考えていただける運びとなりました。
◆岡上駐在所の右折レーンの設置
真光寺・長津田線は、岡上駐在所の右折レーンが大きなポイントです。上麻生交差点と同じように、右折車が一台いることで、岡上跨線橋を超えて数珠つなぎの渋滞となります。
現在の川崎市の計画に入っていないのですが、新たな計画に盛り込むことを視野に検討をしてくれることになりました。
鶴川駅前の交通渋滞問題は、原因不明ではなくどこを解決すればいいのかがはっきりしているだけに、その解消が急がれます。そのほかにも鶴川駅周辺の問題では川崎市との連携が必要な問題も少なくありません。今後も、川崎市と町田市の連携を図り、お互いの住民にとっていい方向に進むために住民のみなさんと力を合わせていきたいと思います。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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