◆石巻市の現況
石巻市の死者・行方不明者は、災害関連死を含めると約4000人。全壊が約2万棟、半壊が約1万3千棟で、震災前には6万世帯あった半数以上が大きな被害を受けました。
応急仮設住宅は133カ所。約6000世帯、1万4000人を超える方が入居されています。借り上げ民間賃貸住宅と合わせると、約1万世帯、2万6000世帯が生活しています。
「多くの人が業を煮やしている」──石巻市では、災害公営住宅を希望する方が4300世帯超。最終的には5000戸以上の整備が必要なるといいます。しかし、設計着手は1800戸、完成は149戸です。半数は設計にすら着手できていない現状です。
自力再建に踏み出す方にも、地価の高騰が大きな障壁となっています。前年度比で15%上昇したところもあり全国一上昇率が高いのが石巻市です。
石巻市は、大雑把にいうと日本製紙、水産加工、その他がそれぞれ生業の3分の1ずつだといいます。水揚げ量は震災前の7割に回復していますが、水産加工は冷凍庫の不足から震災前の4割程度にとどまっています。
生活と生業の再建は、具体的には個別の問題、細分化されているむずかしい課題があります。
◆三浦かずとし宮城県議に募金を手渡す
日本共産党宮城県東部地区委員会を訪問。町田で集めた募金を三浦かずとし宮城県議(党東部地区委員会委員長)に手渡しました。2年ぶりの再開です。
三浦県議は、生活と生業の再建に向けた日本共産党のとりくみついてお話をしていただきました。日本共産党の議席は、文字通り命綱の議席です。
東部地区委員会への訪問とともに、5月におこなわれる石巻市議選に三浦県議の後継者として立候補を予定している渡辺まさあきさんの事務所へ。
2年前に車を贈呈した際には地区委員長代理として、震災復興に向けて陣頭指揮をとられていた方です。
日本共産党は石巻市議選で3議席を獲得するために力をつくしています。定数削減がおこなわれたもとでの選挙戦。激しい党派間闘争が展開されています。
「足下まで水につかった」など、選対のメンバーも震災で被災された方が中心。震災当時のお話から、市議選をめぐるあれこれについて懇談させていただきました。
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┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
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