セミが鳴き、雲一つない8月の青空。
2015年8月6日、8時15分。町田市が防災無線から流す合図とともに、家族4人で黙とうを捧げました。
70年前の「その時」、ヒロシマに人類初の原子爆弾が投下されました。
私は、今年の「その時」を、子どもたちにあわててご飯を食べさせ、保育園に行く準備をする中で迎えました。
おそらく、当時のヒロシマがそうであったように、戦争中という条件の違い別とすれば、日ごろと変わらない日常を過ごしていたことでしょう。そこに、一発の原子爆弾が投下され、一瞬のうちにすべてが破壊され、放射能によるさまざまな影響が被爆者たちを苦しめ続けることになったのです。
夏の甲子園が開会し、鳥羽高校のキャプテンが選手宣誓をおこないました。
「次の100年を担う者として、8月6日の意味を深く胸に刻み、甲子園で躍動することを誓います」
高校野球が始まってから今年で100年。「次の100年を担う者」という言葉の中には、本当に多くの意味が込められていると思います。
昨日の国会論戦では、核兵器について、「武器」ではなく「弾薬」にあたるという政府見解に衝撃が走りました。
唯一の被爆国として、被爆者の立場に立ちきり、核保有国を攻勢的に説得しながら、核兵器禁止条約の締結に向けて最大限のイニシアチブを発揮しなければなりません。
少し前までは、子ども会のキャンプで原爆のことについて話をしてきました。
今年は、4歳になった息子に「きょうはとても大事な日なんだ。ずーっと前に、大きな爆弾でたくさんの人が死んだ日なんだ。とーちゃんとかーちゃんは絶対にこれをくり返さないために一生懸命に生きているんだよ」というような話をしました。
息子はいつもより引き締まった表情で、1歳9カ月の娘は、目を閉じるんだよと教えてあげると、真似をして「んー」と言いながら目を閉じていました。
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