地域の行事に可能な限り出席しています。
この土日は、障がい者施設の秋祭り、地域の防災訓練、商店会のお祭りやバザーなどあれこれと顔を出させてもらいました。
町田市民文学館では、「八木重吉―さいわいの詩人(うたびと)―」展が開催されています。
冒頭の写真は、文学館の階段に展示されている作品です。
一つだけ作品を紹介したいと思います。
うつくしいもの
わたしみづからのなかでもいい
わたしの外の せかいでも いいどこにか
「ほんとうに 美しいもの」は ないのかそれが 敵であつても かまわない
及びがたくても よい
ただ 在るといふことが 分りさへすれば、
ああ ひさしくも これを追ふにつかれたこころ
文学館の展示は毎回見学するようにしていますが、いつも学芸員の方の調査・研究とその知見の広さに驚かされています。
博物館、美術館なども学芸員さんの質は、展示全体の質に符合すると強く感じています。そこには、歴史や地の利、人の利が関係していることは言うまでもありません。
歴史と文化を次の世代に手渡していく上で、こうした展示はとても貢献していると思います。
にほんブログ村←池川友一のつながるブログを見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。