大学の先輩でもある、「赤旗」スポーツ部の勝又秀人記者のインタビュー。
学生スポーツとは何か──。
もし自分が監督から不正を強要されたら、研究室で教授からデータの捏造を迫られたら…。当事者の境遇やいろんな葛藤も加味したうえで思いをめぐらせることが、主体的に判断できる選手になる前提となります。
技術指導だけでなく、教育的な価値を踏まえて哲学や理念といった根っこの部分を突き詰めていくことに、学生スポーツの意味があると感じます。
東大アメフット部の理念は「フットボールがぼくらの先生。そのもとでは指導者も選手もフラット(平ら)」。
こうしたチームづくりと勝てるチームづくりを両立させるのは容易ではありません。実際、日大のような全時代的な体質のチームが好成績を残しているのは事実です。
強く叱って闘志を出させるやり方は、短期的には成果が出るかもしれません。しかし、結局それはやる気を〝前借り〟しているだけです。どこかで破綻します。
なるほど「やる気の前借り」というのは、なんとも言い得て妙な表現です。
今回の悪質タックル問題は、多くの問題を投げかけています。
それを各々の持ち場に引きつけて考え、当事者として主体的に思考していくことの大切さを投げかけていると思いました。
にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます