昨年は高温渇水被害で苦しんだ分、巻き返さないと本当にダメな年です。
さてことしの水稲農業ことはじめは頼まれ種籾の脱芒と選別からとなりました。
亀ノ尾の種は大事に種取圃場で管理しております。
今年は、本家から種籾頂けたので大分楽ですが、もらえないことを想定して
「だつぼー君」を購入しました。
例年、脱芒後、塩水選していましたが、その作業を一度にできる農機具です。
お値段は、New iPadAir位かな。
午前中、近所の農家さんの種籾で試運転しました。
午後より、本番。
まずは、唐箕で藁くずや、シナ(充実してない籾のこと)を風選します。
じいちゃんとばあいちゃんの愛用品だった唐箕は今年も活躍します。
使ってたら、従業員さまが家にもあるから壊れたらあげるよ~とありがたいお言葉。
籾入れます。
ざーーっと。
籾袋は今年の秋にまた使うので種籾が残らないように表裏を逆にして目視します。
ファスナーの縫い目と角に残ってる籾も桝へぽいぽいいと落とします。
種籾なんでコンタミは困ります。
そこそこブンブン回しながら、桝の口をそろそろ開けて風選します。
回転方向は時計回り、下から上に風があたるようにするのが正解でした。
通りすがりの従業員様に確認しました。
手前に落ちてくる籾
ちょっと軽いから?遠くへ飛んだ籾
ホームランの籾
手前に落ちた籾だけ使います。
だつぼー君へざーっと入れます。(ちょびちょびいれたほうが作業は楽な感じでした。亀ノ尾はノゲ長いからホッパー内で絡
まって籾が落ちないです。森多早生ほどではないですけどね。)
脱芒具合はこんくらい。
ホッパーからスムーズに籾が落ちれば、以外と1でも良いのかも。
脱芒後、2.15の網で選別です。
未熟籾は網から飛び出します。
良品が出てきます。
ノゲがな~い。
おまけ、
ホッパー内の籾は減るにつれてノゲが絡まってくるから落ちない。去年のデジャブですが、棒で突いたり、ぐるぐる回してみたり。
まだ、御作法を確立出来てません。
終わったら、雷と雨となりました。
神様ありがとうございました。
無事、まずは20kgできました。