6月22日
スライドモアお返ししたら火花がでると連絡が入りユニットベアリングだろうなと。
ちょうど、クボタさんがいらっしゃっていたのでお手伝いしてもらって分解。
プーラーで割ちゃいました。
6月23日 午後から、プーリーなどクボタさんにお願いした部品が届くまでにユニバーサルジョイントも修理することにしました。
一式分解して持ち帰り。
CVヨークの真ん中の部分が摩耗して無くなってました。
モノタロウ部品は注文翌日に届いてました。
構造上、ユニットベアリングの球飛びは避けられないので、今回壊れたケースは使えそうなので中のベアリングとユニットベアリング2個購入です。
新品プーリーに摩擦式締結具とか言う部品をインストール。
メス部品はプレスで入れたいので持ち帰り修理です。
これ、軸から抜くときは、M6 P1.0のイモネジをキャップボルトの代わりに入れて、オス側にM10のネジが切ってあるからM10ボルトでイモネジを押して、オスメスを引き離すと軸から抜けるの。
CVヨークはお師匠様よりご提供いただいたこの子が使えるといいな。
カールピン折れてました。
六角シャフトはカールピン抜いてプレスで抜きました。
左が外したCVヨーク、右がドナーのCVヨーク
左はステンレス板カバー内蔵型ですが、無くても機能てきには困らない。
外したヨーク
左がIN側ヨーク(スプライン)、右が出力ヨーク(六角)
序に、INスプライン受けベアリングも交換しておきます。
6月30日
注文していた部品が届きました。
早速、修理
組付けは逆の手順で組むだけなんでそんなに大変ではないですが、広角ジョイントなんで、ヨーク先端が割れてないからちょい面倒。
IN側スプラインをヨークに組付けて、ベアリング入れて、本体固定ケースに入れてからスパイダーを両端仮組
スパイダーを斜めにしてヨーク先端〇をCVヨーク中央に入れながらスパイダを入れ込んでCVヨーク側両端ベアリングをいれた。
同様の手順でOUT側ヨークにスパイダを両端仮組後、CVヨークへ入れ込んでCVヨーク側ベアリングをいれた。
六角シャフトをOUT側ヨークに入れて掛けやで叩いて入れていく、入れすぎるとカールピン入れられないので慎重に、最後は大ハンマで入れました。
お師匠と板金屋がお茶のみに来て下さってたので手は6本あるからそこそこ楽できた。
OUT側も先に六角シャフトを入れて、カールピンを差し込んでから繋いだほうが、あとあと楽だったと感じた。
雨降る予報だが、百姓忙しので、夕方組付けへ。
なんか、分からんけど、電源線が逆になってるのだが。
ユニバーサルジョイント完成、トラクタと連結までできた。
帰ろうかなと思ったが、ここまで組んでユニットベアリング付けるだけにして帰ったら馬鹿野郎と言われるだろうなと
こうだと壊れないと思うんだけどな。
軸のワッシャーはユニットベアリング外側へつけて、プーリーのオフセット調整なんです。
よって、隙間から草のゴミや、水分、泥がベアリングに直撃です。
ユニットベアリングケースのグリスアップすると、ベアリングのアウターリースの穴からグリスがベアリング内部へ入ることにはなってるけど、
百姓がカバー外してグリスアップしないって。
せめて、ベルトカバー外からグリスアップできるような延長ホースを付けてほしい。
できあがり、空転してみたらよく回るけど、なんか入力に脈動があるんだよな。
ユニットテストで振動原因を洗わないとダメだな。
まぁ、草は刈れるので良いとします。
プーリーのキャップボルトは毎回交換したほうがいいな。
ユニットベアリングのイモネジがM6x12 P0.75だった。
パーツリストのサイメの誤記だと思ってたら本当にサイメだった。
そんなもん、普通に売ってないし、使い道このユニットベアリングしかないんじゃないのさ。
それにロックナットでイモネジ緩み止めしろって仕様はおかしいよ!
過去の整備履歴を紐解くとプーリー側ユニットベアリングは令和元年の夏に交換してる。
まぁ、給油をマメにしないと玉錆びて保持器が摩耗して一瞬で弾けると。