公立校でも複数投手制が目立ち始めた今年の選抜高校野球

 今年の選抜高校野球は東邦が30年ぶりの優勝を飾って文字通り平成最初と最後を優勝する形になったのだが、東海王者の東邦は結 果的に1度も相手にリードを許す事なく優勝したのだから本当に強かった。  最大のヤマ場は2回戦の広陵戦だったわけだが初戦で強打の八戸 学院光星を完封した河野相手に1回に2ランで先制すると3回まで に6点を挙げて大勝しただけでなく、連戦となる準々決勝に備えて7回以降に石川を休養させられたし連戦となった準々決勝でも8回から休養させられる余裕ができたのが大きい。  休養日を挟んだ準決勝では5イニング休んだ石川と、準々決勝で161球投げた中森との差が最後は出た形だったし決勝は自らのバッ トで3点先行したのをバックに余裕のピッチングができたわけだ。  それにしても今大会は投手達の疲労を考慮してか1人の投手に全 試合フルイニング投げさせるケースが一気に減り、最初から継投を意識したチームが多かったのが目立つ。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

2019選抜高校野球,第11日

いよいよ決勝戦を迎える選抜高校野球は習志野-東邦の顔合わせ となるわけだが、最大の焦点は東邦のエース・石川と多彩な習志野 攻撃陣という事になるのだろう。  面白いのが2回戦以降3試合連続逆転勝ちの習志野がジャンケン で勝つと先攻を取り、先攻&後攻2試合づつの東邦は全て先攻逃げ切り型の勝ちパターンになっている事。  先攻を取るチームは先攻逃げ切りを得意とするわけで追いかける展開になると厳しくなるのだが習志野は準々決勝&準決勝と2試合 連続で初回に3点を失っているにも拘らず、じっくり腰を据えて追い上げて逆転勝ちしているのだが仮に石川相手に先制されて準決勝までのように落ち着いて戦えるか。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )