変身して戦い続けるとダメージが溜まるとは

　ウルトラマンネクサスに変身するデュナミスト・姫矢准は、当初ウルトラ
マンの力を使いこなすのに苦労したのか戦い終わって かなり疲弊している
シーンがよく見られた。

　だからこそストーンフリューゲルという中に入ることで疲れを癒し 戦いで
受けた傷を治療することができるがアイテムが登場するのだろうと思った
のだが、そんなに変身して戦う事が甘いものではないとEp19あたりから判明
する。

　ウルトラマンがビーストなどと戦うときに展開するメタフィールドが、実はウル
トラマンの身体そのものから作り出されているという事。
　つまりストーンフリューゲルは疲れを取ったり傷の治療には有効だが戦いで受けたダメージまでは回復できないシロモノだったので、姫矢の体に
ダメージが蓄積された対ゴルゴレム戦ではメタフィールドを破られかけていた
のだ。

　これには驚いた。

　通常 一般人がウルトラマンなどの力を得たものの、それを上手く使いこな
せずに苦戦するというのは初期の頃ではよくある話だった。
　ただし使いこなせ始めたら、どんどんパワーアップして・・・・という状況が多くネクサスのように今度は戦うごとにダメージが蓄積していくというケースは
珍しい。

　とはいえ実際のところ全くの素人が戦い始めるのだから、体のどこかに
影響がない方がおかしいだろう。
　そうすると戦いで蓄積したダメージが回復しきれずになるというのは、
むしろ自然な事になると思うのだ。

　結局10回以上の戦いでダメージが蓄積してメタフィールドすら展開できなく
なってしまうという事か。
　だからデュナミストが替わっていかないと1人のみの変身ではデュナミスト
自体の命が限界になるという事で、それがネクサスワールドの魅力になって
いるのだろう。