令和初の世界戦は船井龍一ドクターストップ負け

船井、王座獲得ならず=7回TKO負け―IBF・Sフライ級

 日本時間の昨日ストックトンで行われたIBF:Sフライ級タイト
ルマッチで1位の船井龍一は、王者のジェルウィン・アンカハスに
7R開始早々ドクターストップのTKO負けでタイトル奪取に失敗し
た。

 挑戦者の船井は日本タイトルを2度防衛後に昨年11月にはIBFの
7位だったビクター・オリボとの挑戦者決定戦に勝って1位に昇格
してのものだが、王者アンカハスは6度の防衛に成功している名王
者で一昨年7月には帝里木下に7RKOと完勝するなど実力は日本で
もおなじみではあるものの最近はペースダウンしている感じなので
付け入るスキがあるとしたらそこらへんだろう。

 新元号である令和最初の世界戦という事で注目を集めての一戦と
なった。

 KO率6割を越える王者の強打に怯む事なく船井は1Rから果敢に
前に出てパンチを交換するのだが繰り出される王者のカウンター
には凄みを感じ、早いラウンドで倒しに行かないと厳しいものに
なるのではという予感が。

 特に3Rは王者の強打に一歩も引かずに打ち合いを演じるのだが
効果的なパンチは悉く王者でダメージは明らかに船井が被ってい
た形で、ペースアップした王者は4Rの最初からプレッシャーをか
ける形で船井は何とか打ち返すものの押しまくられて何とか終了
ゴングに救われる。

 5R以降は完全に王者のペースになり船井はパンチの数も減り始
めると7R開始早々にドクターチェックが入り、ダメージの深さを
判断してストップとなった。

 船井の健闘は勝った王者も称えているものの打ち合いでのクリー
ンヒットの差は明らかで、正直言って今日の王者の出来では勝つの
は厳しかったと思う。

 このアンカハスに勝てるとしたら、Sフライ級に上げた井岡一翔
ぐらいではないだろうか。

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