最もメダルが期待されたジャンプLHだったが

ジャンプLH、日本勢は入賞逃す 小林陵が日本人トップ10位 ストッフが連覇

 羽生結弦&宇野昌磨の1・2フィニッシュに沸いた平昌五輪9日
目の昨日、ノルディックスキージャンプLHが行われたが日本勢
は小林陵侑の10位が最高で92アルベールビルから続いた連続入
賞が途切れる事に。

 NHに続き平昌特有の不規則な風に翻弄された中で今ひとつ調
子に乗り切れない日本勢の中で予選から好調だったのが4番手と
思われた小林陵侑で1回目も135mを飛び7位に付けたのだが、2
番目に飛んだ竹内択は124mで葛西紀明に至っては121mに終わ
り2回目に進めず。

 更にエース格の小林潤志郎もNHでの不調を引きずって122mで
メダル圏内から取り残され、希望は小林陵侑のみになる。

 1本目は風に恵まれたNH金メダリストのアンドレアス・ウェリ
ンガーが一旦トップに立つが、最後に飛んだW杯トップのカミー
ル・ストッフが追い風にも負けずに1位で終える。

 2本目になると更に追い風が強くなり竹内と小林潤志郎が20位
台から抜け出せず、頼みの小林陵侑も128mに終わり5位とこの
時点でメダルはなくなる。

 そして好調のノルウェー勢が一旦はトップ3を独占するが1本目
2位のウェリンガーが148mを飛んでストッフにプレッシャーをか
けるものの、ストッフは追い風をものとせずに136mを飛んで逆
転しソチに続いての2大会連続金メダルを獲得した。

 チームの中で最も若い小林陵侑がNH7位入賞に続いて日本人トッ
プの10位タイだったのは大健闘だが、エースの小林潤志郎はNHか
らの不調を引きずる形で元気がなく竹内択と伊東大貴も今ひとつで
大ベテランの葛西は全くダメという状態ではW杯1位のストッフが
いるポーランドや今大会好調のドイツに層の厚いノルウェー相手
に団体戦でメダルというのは厳しい状況になってきた。

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