ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
リオ五輪総括・競泳編
【競泳】リレー銅・小堀が地元・石川に凱旋「僕は東京五輪がピークだと思っている」
日本時間の8月22日早朝に閉幕したリオ五輪の種目毎に振り返る。
まずは競泳で金:2、銀:2、銅:3
前回のロンドンでは0だった金が2に増えたのに対し銀が3から2、
銅が8から3に減ったのが気になる。
初日にエースの萩野公介が400m個人メドレーで金、瀬戸大也が
銅を取って好スタートを切った形で萩野は200m個人メドレーでも
銀を800mリレーで銅を取っているのでエースに相応しい成績だ。
また男子200mバタフライでも坂井聖人という新鋭が銀を取った
わけだから、4年後の東京でも萩野&瀬戸だけでなく坂井も一気に
優勝候補に名乗りを上げるだろうが一方で北島康介以来日本がメダ
ルを確実にとっていた平泳ぎや入江陵介がエースを務めていた背泳
ぎが軒並みメダルが取れなかったというのがメダル総数減少の原因
だろう。
200平でメダルまであと一歩だった小関也朱篤や背泳ぎのエースの
入江も200mの方を得意としているわけで、逆にいえば100mのスペ
シャリスト不在というのが最後のメドレーリレーでメダルを逃す原因
になったのだ。
もっとも萩野ら個人メドレーや自由形のレベルアップが64東京五輪
以来の800mリレー銅メダル獲得につながったので、ある意味痛し痒
しという事か。
一方の女子は200m平泳ぎで金藤理絵が念願の金を獲得し200m
バタフライでも星奈津美がロンドンに続く銅メダルを獲得したま
ではよかったのだが、ロンドンでラッキーガールになった鈴木聡美
が100m平で世界選手権優勝者の渡部香生子も決勝に残れないなど
4年前の経験が生きてない種目も目立つ。
池江璃花子や酒井夏海に今井月ら若手は頑張ったものの午後から
行われる予選より夜に行われる準決勝&決勝でタイムを落とすのは、
やはり国際経験のなさという要素が絡むので4年後は克服して欲し
いもの。
メンバー構成を考えると最後のメドレーリレーで男子がメダルを
取れていれば、とりあえず万々歳だったと個人的には思うのでこの
成績は満足するべきだろう。
« リオ五輪男子... | 落合と谷繁、... » |
200mで優勝したカザフのバランディンには2年前の仁川アジア大会でも負けているが、あの時と殆ど同じようなレース展開だった。
あと、本来ならこの男子200m平泳ぎは世界記録保持者の山口観弘が活躍していなくてはいけないはずなのに、伸び悩んで今では名前すら聞かなくなってしまったのが本当に残念だ。
そうなのですよね。
男子200平は山口観弘と小関のコンビで臨んで欲しいわけですが、山口の低迷は痛いですね。
野村忠宏後の男子60㌔級や谷亮子後の女子48㌔級など
絶対王者がいた種目は後が大変です。