ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
なでしこジャパン、ロンドン五輪出場決定!
9月1日から中国で行われていた女子サッカーのロンドン五輪アジア最終予選
の4試合目で日本は北朝鮮と対戦し82分に相手のOGで先制したものの後半
ロスタイムにクリアミスから追いつかれて1-1で引き分けたが、中国がオースト
ラリアから0-1で敗れたため出場権を得られる2位以内が確定しロンドン五輪
出場を決めたのだった。
試合は立ち上がりこそ日本らしいパス回しで攻め込んだものの10分ぐらいから
フィジカルに勝る北朝鮮のプレスに苦しみ、こぼれ球を ことごとく拾われてピン
チを招くなど大苦戦で当然ながら決定的なチャンスも北朝鮮の方が多かった。
それでも75分過ぎから日本がボールを持てるようになり永里のシュートをGKが
防いだボールがDFに当たって入るOGで先制、残り10分ほど踏ん張れば自力で
ロンドン五輪出場決定と思っていたらロスタイムの残り2分で追いつかれて引き
分けに終わったのだった。
‘4連勝で一気に’的な記事が多く辟易していたのだが、そもそも今回のアジア
最終予選は一筋縄ではいかない戦いだと考えていた。
というのも同じ方式で行われた90イタリアW杯と94アメリカW杯アジア最終
予選ではイタリア大会予選1位の韓国は3勝2分だったし、アメリカ大会予選
1位のサウジアラビアも2勝3分での出場権獲得だったのを見ると いくら日本が
W杯優勝国でも5連勝しての出場権獲得というのは ありえない。
ただでさえ7月17日にW杯優勝を決めてからは祝賀行事などで忙殺されて
強化合宿すらままならない状態で臨むアジア最終予選だったし、この予選は
最初の3試合が中1日で4試合目と5試合目で ようやく中2日で行われるという
殺人的なスケジュールで行われていたのだ。
引き分けが許されるとすればオーストラリアか北朝鮮相手という事になるの
だが、初戦のタイ戦で宮間を後半から出場させるという‘計算違い’はあった
ものの沢らベテランを使わずに3-0で好スタートを切ると、2試合目の韓国相手に
先制したものの追い付かれ前半終了間際に挙げた2点目を守りきって連勝。
そして3試合目のオーストラリア戦は ヤマ場と言われながら1-0で勝った
おかげで今日の北朝鮮戦は引き分けOKになったのだ。
3位の中国は1勝2分と負けなしの勝ち点5だが勝ったのはタイだけで韓国や北
朝鮮とも引き分けているのでW杯に出場したオーストラリアに中国が勝つのは
厳しいだろうし、そうなれば北朝鮮戦は引き分けOKの状態だったのだ。
日本-北朝鮮戦は正直言って‘よくぞ引き分けたな’という内容だったので個人
的には‘負けなかった’試合だと思っていたから周囲が言うほど落胆はして
なかったし、仮に中国がオーストラリアに勝っても日本が負ける事はないだろうと
思っていた。
そして夜に行われる中国-オーストラリア戦がBSでOAされたので見ていたら、
まずオーストラリアが中国から負ける事がないだろうと思いつつ見ていたしオース
トラリアが先制したところで一安心していたのだった。
W杯優勝の祝賀行事で調整不足のまま中国に乗り込み、中1日という殺人スケ
ジュールを強いられる中しっかりと結果を残す なでしこジャパンの逞しさが印象的
な大会だった。
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優勝したW杯はドイツでしたので良好なピッチで試合ができたのに対し、今回の予選は酷く荒れた凸凹ピッチで中1日という過酷なスケジュールでしたから苦戦は免れないと思ってましたからホッとしてます。
日本にとっては世界を相手にするよりもアジアで勝つ方が難しそうです。
どうしてもアジアでは北朝鮮が強豪国ですから、北朝鮮と仲のいい国での開催が多いので中国が多くなるみたいですよ。
私も決勝は3時に起きて見ましたよ。
やはり日本がW杯で優勝など生きているうちに もう
1度見られるか分かりませんので。