先日 夏の甲子園の福岡県予選の組み合わせ抽選が行われた。
昨年は選抜準優勝の九州国際大付が とりあえず大本命で甲子園出場を果た
したのだが今年はスポーツ紙の予想によると一昨年の選抜出場校で春の九州
大会ベスト4の自由ヶ丘が大本命で、対抗が昨年のメンバーが残る九国大付。
更に5月のNHK旗優勝の筑陽学園や昨秋の九州大会ベスト8の福工大城東
に飯塚あたりが候補と言われている。
個人的な予想では昨年 甲子園を経験したメンバーが内野全員と外野1人に
リリーフで登板した大江を擁する九国大付が夏に照準を合わせて仕上げて来る
のではないかと予想する。
スポーツ紙が本命と推す自由ヶ丘は県内では強いものの意外に取りこぼしが
多いし、九州大会などでの成績を見ても県予選の成績に比べると物足らない
ので例え甲子園出場しても多くは望めないと考える。
NHK旗優勝の筑陽学園だが‘NHK旗優勝チームは甲子園にいけない’と
いうジンクスが大きく立ちはだかる。
私が知る限りでも この大会が始まってから優勝したチームが夏の甲子園に
出場したのは現・ジャイアンツの村田修一やファイターズの田中賢介らを擁して
いた98年の東福岡のみで、基本的にピーキングという事を考えると5月頃に
調子がいいチームは夏の予選が行われる7月ぐらいには下降気味になっている
という事が考えられる。
だから昨年のNHK旗で九国大付にサヨナラ勝ちして優勝した福工大城東も
九国大付と対戦する前に敗退しているのを考えると筑陽学園は厳しいか。
その点 不気味なのが注目左腕・笠原を擁する福工大城東だが、ここも取り
こぼしが多いのが難。
基本的に福岡は実力伯仲なのでダークホースの飯塚や東福岡なども勢いに
乗ると一気に出場という事が あるので目が離せないし、7月21日から始まる
決勝大会の組み合わせにも運・不運があるので注目したい。