蒲田の送別会は凄かった

　今週の日曜日が4月1日で来週から新年度に入るのだが、そうな
ると会社などでは送別会や歓迎会などの飲み事が増えるようだ。

　送別会といえば今から30年前の今日88年3月28日がネモト最初
の休日で、3月一杯で退店するH島店長とN中クンの送別会が夕方
から行なわれ2次会で大失敗をやらかしたのを昨日のように思い出す。

　私は2軒の店で修行をしたのだが福岡時代は師匠が全く酒を飲まな
かったのでスタッフの送別会や歓迎会は穏やかなものだったのに対し、
蒲田では飲めるスタッフが多かった事から歓送迎会のような飲み会に
なると凄まじい量のアルコールが消費されていた。

　つまりH島店長達の送別会では福岡時代と同じテンションで飲ん
でリミッターに達したところで‘まさか’の2次会があったわけで、
遂にダウンとなったのだが約2週間後の4月9日に行われた新人歓
迎会ではペース配分を覚えたので最初の送別会の失敗を繰り返さず
に済んだのだった。

　不思議な事に蒲田では新人歓迎会よりも送別会の方が凄まじいも
のになっていたし、翌年の3月に行なわれた2代目店長の送別会は
店で行なったためジャックダニエルやオールドパーなどのボトルも
あっという間に空いたし師匠はジョニー･ウォーカースイングを出し
て飲ませていたら最も強かったS川クンまでがダウンしたのだから
驚いた。

　というわけで蒲田時代はアルコールでは鍛えられたので正月に帰
省した時に大学生だった妹が日本酒で飲み比べを挑んだのだが、あ
っさりと返り討ちにしたわけである。

　ちなみに私の送別会は退店が8月一杯だったため夏休みの慰安旅
行であるグァム&ロタ島ツアー最後の夜に行なわれたのだが、出先
という事もあって免税店でウィスキーを大量に買い込んで行ったに
も拘らず2次会がディスコ行きだった事もあって2人の店長の時の
ような乱れっぷりはなかったのだった。