元大関・旭国が死去


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20241022-0296

 昨日ネットを見ていると元大関・旭国こと太田武雄氏が、77歳
で亡くなったというニュースが載っていた。

 元大関・旭国といえば76年の春場所で横綱・輪島と優勝決定戦
を戦って敗れたものの、場所後に大関に昇進すると79年秋場所で
引退するまで3年半にわたって大関の座を守った。

 174cmと決して大柄ではない体格で闘志溢れる取り口からピラ
ニアの、理路整然とした取り口の分析談から相撲博士という異名
を持っていた。

 引退後は大島部屋を開き横綱・旭富士や小結・旭道山を育て、
旭鷲山や旭天鵬らモンゴル勢を最初に入門させている。

 64年生まれの私にとって相撲を本格的に見始めた頃、旭国とい
えば前頭筆頭や三役というイメージだったのだが76年春場所には
13勝2敗で輪島との優勝決定戦に臨んで前場所で12勝していた事
から場所後に大関昇進。

 そして77年秋場所には4場所連続優勝だった横綱・北の湖と優
勝を争って全勝対決で敗れたのだが、結局14勝しているし北の
湖との一番では凄まじい張り手を連発し北の湖は鼻血を出す程
だった。

 さらに78年春場所では元大関・魁傑との一番では2度の水入り
の末、結びの一番の後に取り直しを行って敗れるのだが合計10分
19秒の大熱戦を演じていた。

 こういった名勝負を演じ記憶に残る相撲を取っていた旭国が亡
くなった事で、輪島・北の湖・貴ノ花・2代目若乃花・三重ノ海・
魁傑・隆の里らが鬼籍に入る事になってしまった。

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