ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
読み応え満点だったNumberボクシング特集‘拳の記憶’
我が家の愛読書の1つがスポーツグラフィックNumber。
各号毎に いろいろなスポーツを あらゆる角度から高名なフリーライター達が
分析してくれるのが特徴で、これを読み始めたらスポーツ新聞の記事の薄っぺら
さが分かるので病み付きになる一品だ。
しかも数ヶ月に1度増刊号が出るのだが、今回創刊30周年として久しぶりに
ボクシング特集‘拳の記憶’が先週発売された。
千円という価格だが他ならぬNumberのボクシング特集だけにぜったに見逃せ
ないと思いつつ土曜日に買いに行ったら売り切れのため、取り寄せで入るのが
月曜日になるという事で出直し一昨日ようやく購入したのだった。
ワクワクしながらページをめくると予想にたがわぬ内容で‘さすがはNumber'
と思ったものだ。
具志堅用高から始まり当然ながら辰吉丈一郎や井岡一翔の話などがあったの
だが、世界王者だけでなく‘刺青ボクサー’として有名だった大嶋宏成や畑山
隆則との壮絶な死闘が印象的な‘平成のKOキング’坂本博之の話もあったのが
嬉しい。
また徳山昌守や高橋直人についての話も初耳のネタが満載で‘これは凄い’
と思えるものだったし、いずれも実力者のライターが書いているのだから面白く
ないわけがなく故・佐瀬稔氏や立松和平氏の記事が再録されていて改めて読
むと当時の事が蘇る。
更にNHKのドキュメンタリーで映像化されたジョージ・フォアマンが45歳でWBA
ヘビー級王者に返り咲いた一戦を克明に再現した沢木耕太郎のルポ‘奪還’が
文章化されていたのにも驚いた。
‘奪還’についてはビデオに収録してDVDにも保存版で置いているのだが、文章で
改めて読んでみると血わき肉おどる。
やはりボクシングは筆力の素晴らしいライターでなければだめだというのが
改めて分かる1冊だった。
PS,ショーボクサーのレポが載っていたのが余計だったのが残念だったが・・・
« ガメラ対バル... | オヤジの喜寿祝い » |
うんちのはtbsタイトルです
あの記者はスポニチの記者時代にブラジルの疫病神のヨイショばかりしていたヤツですからね。
あの記事はスルーしてますよ、目の穢れですので。
昔はnumberはよく買っていたのですが、最近は専ら立ち読みが多いですね(何せ薄給なもので…)。プロ、高校野球の特集だったら買うこともあります。当たり障りなく書かれているスポーツ雑誌がほとんどの中、同誌はファンに媚ることなく鋭い視点で内面的にもエグってますからね。特にボクシングは拳一つで夢を掴めるまさに男の中の最たるスポーツ。それはライター達が筆一本でビッグに成り上がろうとする生き様に通じるのではないでしょうか。あり余るほどの絶賛も、辛辣すぎるほどの酷評も30余年に渡って読者に支持される「本気モード100%」さで今後もスポーツファンを釘付けにしてほしいものですね‥☆
Numberはしがらみのないホンモノの記事が載ってますからね。
どうしてもスポーツ紙にはバイアスがかかったり、
御用記者が書いたりしているので信用がなりません。
しかも自称評論家のOBどもがカビの生えたような経験論を垂れ流す場になってますから。
特にボクシング記事はライターの実力が顕著に出ますから、違いが分かりますよね。