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こーじ苑
バンクーバー五輪14日目:浅田真央 惜しくも銀
浅田真央は銀、キム・ヨナが金 フィギュア、冬季五輪第14日(共同通信) - goo ニュース
今日パシフィックコロシアムで行われた女子フィギュアのフリーで、 SP2位
だった浅田真央は女子で史上初のトリプルアクセルを2本跳んで成功させ
SPと並んで3度とも成功させるという快挙を演じたものの、中盤以降のジャン
プミスが響き銀に終わった。
ただし直前にSP1位の金妍児が ほぼパーフェクトな演技をしたのでトリプルアクセル2本と全ての演技を完璧に行わなければ逆転はないと思っていたの
で中盤以降のミスが出た時点で‘銀なら上出来’と思った。
考えてみれば今シーズンの浅田真央はシーズン初めから不調で一時は
五輪の出場権すら危ぶまれる程の状況だった事を忘れてはならない。
何とか上昇気流に乗ったのは12月の全日本選手権で、そこから最大の
武器であるトリプルアクセルが ようやく決まり始めたのだ。
金妍児に五輪で勝つにはSPで70点は出して5ポイント差以内につけなけ
ればならないし、そのためにはSPでトリプルアクセルを決める必要がある。
思えば92アルベールビルの時に伊藤みどりが現SPでトリプルアクセルの
不調から安全策でトリプルルッツに変更したが、そのルッツで転倒して4位
発進となりフリーでトリプルアクセルに成功したものの2位に終わった事例が
ある。
浅田はトリプルルッツで回転不足などを取られて苦手にしているだけに、
トリプルアクセルの成功がカギを握ると思っていたから24日のSPで成功
させた時には‘これで射程圏内’と思っていた。
ただ誤算だったのがフリーの演技順。
先にトリプルアクセル2本を含む完璧な演技を行い金妍児にプレッシャー
を かけたかったのだが金妍児の後になってしまい、金妍児がノーミスの
演技をしたため反対にプレッシャーをかけられてしまったという事だろう。
それに五輪のような大舞台でトリプルアクセルを2本成功させるという
のは、かなりの消耗を強いたのかもしれない。
それが中盤以降の信じられないようなジャンプミスになったのではないだ
ろうか?
それでも五輪初出場で3度のトリプルアクセルを決めるという
もう1つの目標は達成できたと思うし そういう意味でも歴史に名を
残した挑戦だった。
ちなみに惜しくもメダルは逃したが安藤美姫は5位に入りトリノの惨敗から
進化を見せたし、SPでミスをした初出場の鈴木明子もフリーでは素晴らしい
演技で8位に入り日本女子は男子に続き全員入賞という快挙。
これは世界に誇っていい。
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キムヨナの演技は、確かにミス無く、無難に滑った事は評価しても良いだろう。しかしながら、ただそれだけし感じなかった。見ていてワクワクするような、凄いなあ、と言うものが、あの演技から感じることは、私には出来ませんでした。
今日のフリー演技だけを取っても、4位の長洲未来、5位の安藤美姫、彼女らの演技との得点差が20点以上だと言うが、一体どこにそれほどの差があったというのか、トリノ五輪・金メダルの時の荒川静香との得点差が37点も開いたそうだが、何がどうすぐれていると言うのかまったく理解不能。
難易度の高い技にチャレンジする選手が評価されず、失敗しない無難な演技構成が高い得点をたたき出す。
しかも加点されているのは「GOE」という一般のスケートファンにはなんとも判り難い玉虫色な部分が一番大きいと言う。なんだか昨今のボクシングの採点基準にも似た印象があり、これではリスクをとらない、もっと言えば見る者を感動させない、「勝てば良いだろ!」的なツマラナイ選手を増やすだけになりはしないだろうか。
男子フィギュアの銀メダリスト、エフゲニー・プルシェンコはトリノ五輪後に引退した時点で、両膝半月版損傷、他にも腰、背中などを痛めており、満身創痍の状態だったそうで、3年休んでもさほど回復はしていなかったと言う。その彼が今シーズン復帰を決意したのは、自らの現役時代、多くの選手が難易度の高い4回転ジャンプに挑んでいた頃よりも、むしろ技術的には後退していると感じられたフィギュア界の現状に異議を唱える事、それには自らが復帰して結果を残す事しかない、と言う思いがあったと言います。
事実、今回のフィギュアのすべての演技で、男子で4回転を、女子で3回転半(トリプルアクセル)を飛んで見せたのは、プルシェンコと浅田真央のみ。にも関わらず「もっとも難易度の高い技の評価と、無難な技の組み合わせの評価が逆転する」という理不尽な採点の犠牲になってしまった。
他にも数え上げたらキリが無い位に「おかしい?」という事が多すぎる。
現在の採点発表は、審判が合議した結果の合計点を発表しているが、以前のように「どの審判が、どのような評価をしたか?」が判る採点方法の方が、フィギュアの採点方式としては、より透明性を担保できるのではないかと思います。
「あっという間に終わってしまった、悔しい…」大粒の涙を流し、絶句してしまった浅田真央の姿からは、彼女なりの現状に対する精一杯の抗議の意思表示が垣間見えたように感じられました。
でもって
http://www.sanspo.com/vancouver2010/news/100226/oai1002262037024-n1.htm
http://www.sanspo.com/vancouver2010/news/100226/oai1002262148029-n1.htm
ここの系列のテレビはヨナのタイコ持ち、タブロイドは真央ちゃんコキおろし、親会社の一般紙S経は言論機関の態をなしてないだけに、よくぞ書いてくださったと思う反面、去年あたりから書いてくれよというのが本心。
私たちがどうのこうの言ったって、ISUやIOCには痛くもかゆくもありません。テレビや新聞(とくにA日、Y売、N経、M日、約一紙言論機関の態をなしてない、約一紙お門違いなところがありますけど)が言ったり書いたりしてくれないと何の影響もないのですから。
私も同じ意見です。高い点を得るにはどうしたって一か八かの大バクチがついてまわります。それを成功させれば感動、失敗してもまた感動です。減点と背中あわせのプログラムが成功しても、そうでない手堅いプログラムより低くとられ、玉虫色の部分で勝てるのならもはやスポーツではありません。表現力だけでいいのなら、それはアイスダンス。
私は真央ちゃん以前はフィギュア嫌いで「あんなのスポーツじゃねえ!」と暴言して憚らぬ身でした。
でも真央ちゃんが現役の間は、フィギュアを見続けていたいです、今回の結果は半島の南以外のスポーツファンに背を向けているとしか言いようがありません。
>私たちがどうのこうの言ったって、ISUやIOCには痛くもかゆくもありません。テレビや新聞(とくにA日、Y売、N経、M日、約一紙言論機関の態をなしてない、約一紙お門違いなところがありますけど)が言ったり書いたりしてくれないと何の影響もないのですから。
こうなると、今回、エフゲニー・プルシェンコが満身創痍の身で復帰した事の意味がよりはっきりと見えてくるような気がします。先に書いたとおり、本人の意思はもちろんの事、ロシア陣営の4年後を見据えた布石、その一つとして「3年休んでも、世界最高レベルの実力者」プルシェンコを担ぎ出して、現行の採点基準への疑問の一石を投じ、ソチ五輪への布石を打った。4年後に向けての戦いはすでに始まっていると言う事なのでしょう。いやはや凄まじい限りですね。
審判を内密に調査すれば色々と埃が出てきそうな。
これほど審判の主観で勝敗が決まるスポーツ?は他にないでしょう。
真央ちゃんの涙の意味は、己に向けただけではない様な気がしますがね。
プルシェンコや高橋、まさに男の中の男、漢です。
下手すりゃ、廃人になりかねない状態でよくあそこまで頑張ったです。そういう感激がある、だからスポーツなんです。
捲土重来鷹男様
「ヨナ屋、オヌシも悪よのお」
「お代官様ほどではないですニダ」
両者爆笑。
が聞こえてきそうな結果でしたよ。今朝起きて、賄賂かドーピングが発覚してなかったかと思いました。
真央ちゃん、ソチまでに4回転をやるそうです。かわいい顔してその内面たるや、まさに勝負人。もしも正々堂々の勝負でSPとFPで3回決め、これに公正な採点が下されるのなら文句なく、金メダル確定です(しかし、オーバーワークが心配)。
一方、ヨナはこれで引退するみたいです、山吹メダルで資金豊富になったはずだからソチでも山吹確定と思うんですがね。
やはり釈然としないものの正体は現在のフィギュアがダンスショーの傾向が強く、スポーツ的な要素が否定されているというものでしょう。
また84ロス五輪などアメリカ大陸での五輪の体操競技は難しい技を入れた演技構成より、簡単でダイナミックに見え着地がピタッと決まるのが一番人気という
傾向が強いのを思い出しました。
>怪人太郎冠者@1553様
ヨナのメダルは山吹色メダルというのは面白い比喩ですね。
もし浅田真央の演技が完璧だったら得点がどうなっていたか?
浅田のミスで1番ホッとしたのは審判団かもしれませんね。
>捲土重来鷹男様
なかなかいい比喩ですよ。
まぁ もともと女子フィギュアは美を競う種目という
前提で行われていたのですが、こういう先祖がえりしたシステムになっているのは違和感がありまくりですね。
美や表現云々ですが、表現はあちらの方が上とか言ってますけど、真央ちゃんも負けず劣らずですよ。180度の開脚、手をつくかつかぬかギリギリまで行くスパイラル、いずれも身体柔らかい筋力ある体力あるでないとできません。あちらは脚を上げるも開くも「よっこらしょ」って感じで身体硬い筋力ない体力ないてクネクネと顔芸だけ、あんなの「柔よく剛を制す」でも何でもありません、ごまかしと言います。
それにしても日本のマスコミと解説者の、あちらへのタイコ持ちには閉口のみ。あの国の俳優やドラマ、歌手へのイレコミとあいまって、いずれこの国はあの国の事実上植民地(事実、島根県の一部がそうなってる)になりましょう。
余談、WOWWOWでは来月、1962年からやってるイギリスのスパイ映画を一挙放送するのですが、今回は見るのやめます。
なにか奥歯にモノが挟まったかのような物言いが多いですからね。
WOWOWのスパイアクション映画は私も見ませんよ。
98年にNHKで一挙放送された時に収録してますので。