日本代表、豪州下す=今野、岡崎がゴール―サッカー親善試合(時事通信) - goo ニュース
サッカーの日本代表は昨日 大阪でオーストラリアとの親善試合を
行い、後半に挙げた今野泰幸と岡崎慎司のゴールで2-1で勝ち今年の
全日程を終えた。
ブラジルW杯後にハビエル・アギーレ監督が就任してから6試合を
終え3勝2敗1分という内容で来年1月のアジア杯に挑む。
親善試合の内訳はジャマイカ・ホンジュラス・オーストラリアに勝ち、
ベネズエラと引き分けたのに対しウルグアイとブラジルに敗れたわけで
同格のチームに負けなかったものの格上のチームには勝てなかった事に
なる。
アギーレ監督はファルカン監督時代のように無名だった選手を当初は
召集し、特にブラジル戦では控え中心のメンバーで臨んだためメディア
から一気に批判され始めた。
個人的には前任者であるザッケローニの時は本田圭佑や香川真司らが
4年後にピークを迎えるので南アフリカ大会のメンバーを更にレベルアッ
プさせればよかったのに対し、今回はトルシエやオシム監督の時のように
主力が4年後は下り坂になるので新戦力を発掘し代表の選手層を厚くする
必要に迫られていたので代表初選出の選手をブラジル戦に起用する事に
関しても違和感はなかった。
当面の目標は1月にオーストラリアで開催されるアジア杯での優勝で、
その準備として組まれた6試合の親善試合で新戦力の発掘という仕事も
併用する必要がある。
極論を言えば10月までは新戦力の発掘が目的だったのに対し11月
の2試合はアジア杯に備えて勝ちに行くという目的があったのだろう。
だからこそアジア杯の開催国であるオーストラリア戦は勝たないと
いけない試合だったわけで、ザッケローニ監督時代にアジア杯決勝や
W杯予選では90分で勝ちきれなかった相手に2-1で しっかり勝った
のだから とりあえず雑音は沈静化されるだろう。
それにしてもマスゴミは全試合勝利を要求するかの如く特にブラジル
戦で控え中心で臨んでからは特にプレッシャーをかけていたのだが、彼
らの言う通りにしていれば新戦力の発掘などできたものではない。
大事なのは4年後のロシア大会での活躍なのだから、それを目標に
チームを構築している監督に いらぬプレッシャーをかけ続ける愚は避
けなければいけない。