大阪桐蔭、4年ぶり4強=光星学院は2年連続―高校野球(時事通信) - goo ニュース
今日からベスト8が始まる。
2日に分けて行われる4試合のうち初日の今日は共に興味津々のカード。
第1試合は2大会連続準優勝の光星学院に桐光学園が挑むのだが、当然の
ように3試合連続2桁奪三振の桐光学園・松井が3番・田村&4番・北條を擁する
光星学院の打線を抑えられるか。
最大の問題は前日 浦添商相手に150球近く投げた松井が連投になるので
疲れが残っている状態で どこまで投げられるのか。
第2試合は昨秋の近畿大会ベスト8の再戦で天理が大阪桐蔭を破っているので
桐蔭にとっては雪辱戦となる。
第1試合:光星学院 3-0 桐光学園
1回に光星は1番がフェンス直撃の2ベースで出塁するものの後続が3者連続
三振に討ち取られると6回まで2つの四球を選んだがノーヒットに抑えられる。
連投の松井を援護したい桐光は光星・金沢の前に2回に先頭の5番が死球で
出塁するもののバントを失敗し2アウト後8番がヒットでチャンスを広げるが9番が
倒れ、5回にも先頭の7番が三振振り逃げで出塁しバント2つで3塁まで進めるも
無得点。
6回まで11三振を喫していた光星は7回に4番がヒットで出塁したものの盗塁
失敗後に5番がヒットを放つなどチグハグな攻撃で逸機したが8回に8番がヒット
で出塁するとバントで2塁に進め1番が歩いて2番の内野ゴロで2アウト1・3塁
から3番・4番の短長打で一挙に3点を挙げ勝負を決めた。
松井は光星打線から15個の三振を奪い6安打されたものの7回まで無得点に
抑えていたのだが、前日HR2本を含めた長打攻勢で浦添を攻略した桐光打線が
光星・金沢の前に8回まで2安打と封じ込まれたのが最大の誤算だろう。
先取点を奪っていれば展開も変わっただろうが・・・・
第2試合:大阪桐蔭 8-1 天理
天理の先発はエースの中谷ではなく昨秋の対戦で好投した右腕の山本で
来たが1回に桐蔭は1番が先頭打者HRで先制すると3回には四球とヒットで
1・3塁から4番の3ゴロで、5回にもヒットと四死球で満塁から6番の遊ゴロとタイ
ムリーなしで3-0とリードを広げる。
天理も2回には2つのエラーでノーアウト1・2塁のチャンスで2塁ランナーが
牽制に刺され、3回は8番がヒットで出塁し9番が四球でノーアウト1・2塁で
バントを失敗。
4回は1アウトから死球で出た5番が暴投で2塁に進み6番のヒットで1・3塁と
するが後続を絶たれ、以後は藤浪の前に8回まで内野安打1本に抑えられる。
桐蔭は6回から登板した中谷を攻め1アウトから9番のHRと3番の2ベースで
5-0と突き放すと、7回にも2番の2点タイムリーなど2ベースを含む4安打を
集中して3点を挙げて勝負を決めた。
天理も9回2アウトから6番のHRで1点返して完封は免れたものの藤浪から
13三振を喫した。
エースの中谷が2番手で登板し1回1/3で4安打2四球で5失点しているので
山本先発は間違いではなかっただろうが、打線が最終回のHR以外は3安打で
長打なしでは勝ち目は無い。
せめて2回、3回、4回あたりで1点でも返せておけば流れも変わっただろうが・・
ちなみに第1試合終了後にベスト4の組み合わせ抽選が行われ今年の選抜
ファイナリストである光星と桐蔭はファイナルまで対戦しない組み合わせになった。