明日はこどもの日で我が家でも柏餅を食べ、菖蒲湯に入るのが通例である。
ご存知のように我が家には息子2人がいるので本来なら当然のように鯉のぼり
を飾るというのがスケジュールに追加されるはずだが、既に今から6年ほど前に
ボロボロになって破棄してしまった。
昔は男の子が生まれると鯉のぼりを飾っていたのに対し我が家は武者人形が
あるだけで鯉のぼりはなかったのだが理由と尋ねると飾る所がないと言われて
いたので、鯉のぼりを飾られているのを見ると凄く羨ましかった。
だから4月ぐらいになると自分で紙の鯉のぼりを作って遊んでいた記憶があるし
大いに憧れていたから、長男が生まれた後の初節句の02年には待望の鯉のぼり
を購入しベランダに飾ったのだったが ここで意外な問題が起きた。
というのも この鯉のぼりの竿はスチール製なので金属製の固定具で留め
ないといけないし、しっかり留めると外すのが大変だった。
説明書には‘雨が降った時は降ろしましょう’と記されていたのだが前記した
ような理由で雨だからといって降ろしていたら取り外したりするだけでも かなりの
手間がかかるし、取り込むと意外に汚れているため今度は置き場所がなく その
まま飾りっ放しにしていたのだ。
するとスチール製の竿を固定する紐や鯉のぼりの紐は雨ざらしだとボロボロに
なったしプラスチック製の風車も割れやすくなったりする。
ただでさえ風が強いと鯉のぼりが竿に巻きついたりして、それを外そうとしたら
紐まで竿に絡まってしまい ほどくのに大変な労力を使うことになった。
そういうわけで次男が物心付く頃には鯉のぼりはボロボロになって正しく満身
創痍になったから3人目が男の子だったら買い直さないといけない状態だった
が、幸か不幸か3人目は娘だったので鯉のぼりは必要なくなり いつまでも破れた
鯉のぼりを飾るわけにもいかず最終的に廃棄処分となったわけで我が家の親達が
鯉のぼりを購入しようとしなかったのが分かる気がした。